蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ジュラシックワールド 炎の王国

2019年04月13日 | 本の感想
ジュラシックワールド 炎の王国

ジュラシックワールドは閉園?してしまったが、恐竜たちはあいかわらず孤島で暮らしていた。しかし、その島の火山が壊滅的な大噴火をすることが予想され、ワールドの管理者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、田舎にひっこんでいたオーウェン(クリス・プラット)を誘い込んで恐竜の救出に向かう。
いろいろあって何頭かの恐竜が本土(富豪のロックウッド家の屋敷)へ運び込まれるが、ロックウッドの部下は悪だくみを巡らしており・・・という話。

うーん、ジュラシックシリーズは、パークやワールドといった(遺伝子操作で蘇らせた)恐竜を展示?するテーマパークを、映画観覧者に疑似体験させる、というのが本旨だったと思う。
ところが、本作では主な舞台がロックウッドの屋敷になってしまい、そこで展開される恐竜と人間の追いかけっこは、平凡なパニック映画・怪獣映画程度の出来栄えのように見えて残念だった。

今時はどんな映画でも現実と見まごうような精細なCGが使われているので、現実に恐竜が動いているところを撮影したように見える、というくらいでは初代ジュラシックパークを見たときのようなセンスオブワンダーを感じられなくなってしまったこともあるとは思うものの。

まだまだ続編がありそうな終わり方だったけど、次は見ないかもしれないなあ・・・
コメント
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