湯を沸かすほどの熱い愛
主人公(宮沢りえ)は家族で銭湯を経営していたが、夫(オダギリジョー)が蒸発してから営業していない。
娘は中学校でいじめられていたが、主人公は一切の逃げを許さずの克服させる。
夫の捜索を探偵に依頼して現住所を突き止め押し掛ける。そこには夫の浮気相手(すでに逃げられていた)の子供がいて、夫は戻ってきて銭湯を再開するが置き去りにされた子供の面倒も見ることにする。
やがて主人公が末期ガンであることがわかり・・・という話。
浮気症で風来坊の夫、母に捨てられた娘、生みの親より育ての親、学校のいじめ、銭湯経営、自分探しの青年、不治の病、主人公に惚れている?探偵、と物語の要素が多すぎて、詰込みすぎで未消化な部分があるのは否めないが、タイトル通りストーリーは直線的に熱く進むので、見ている方も細かいことにこだわるヒマもなく物語の中に取り込まれてしまう。このため物議をかもしそうな最後のエピソードも「そんなこともあるわな」くらいに感じられた。
オリジナル脚本&商業ベース作品では初めての監督ということで、思いが詰まった作品なんだろうなあ、ということが素人にも感じられる良い映画だったが、ちょっとだけ文句を言うと・・・
宮沢さんの演技が申し分ないのだが、みかけが最初から病人っぽいのがイマイチかなあ。肝っ玉母さんという言葉がぴったり当てはまる役回りなのだが、どうしても外見は薄幸の美魔女くらいに見えてしまう。オダギリさんも見た目が若過ぎ&かっこ良すぎ。
主人公(宮沢りえ)は家族で銭湯を経営していたが、夫(オダギリジョー)が蒸発してから営業していない。
娘は中学校でいじめられていたが、主人公は一切の逃げを許さずの克服させる。
夫の捜索を探偵に依頼して現住所を突き止め押し掛ける。そこには夫の浮気相手(すでに逃げられていた)の子供がいて、夫は戻ってきて銭湯を再開するが置き去りにされた子供の面倒も見ることにする。
やがて主人公が末期ガンであることがわかり・・・という話。
浮気症で風来坊の夫、母に捨てられた娘、生みの親より育ての親、学校のいじめ、銭湯経営、自分探しの青年、不治の病、主人公に惚れている?探偵、と物語の要素が多すぎて、詰込みすぎで未消化な部分があるのは否めないが、タイトル通りストーリーは直線的に熱く進むので、見ている方も細かいことにこだわるヒマもなく物語の中に取り込まれてしまう。このため物議をかもしそうな最後のエピソードも「そんなこともあるわな」くらいに感じられた。
オリジナル脚本&商業ベース作品では初めての監督ということで、思いが詰まった作品なんだろうなあ、ということが素人にも感じられる良い映画だったが、ちょっとだけ文句を言うと・・・
宮沢さんの演技が申し分ないのだが、みかけが最初から病人っぽいのがイマイチかなあ。肝っ玉母さんという言葉がぴったり当てはまる役回りなのだが、どうしても外見は薄幸の美魔女くらいに見えてしまう。オダギリさんも見た目が若過ぎ&かっこ良すぎ。