蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ダイナー

2015年12月20日 | 本の感想
ダイナー(平山夢明 ポプラ社)

アングラなバイトをしてその筋の人に捕まってしまった主人公は、ボンベロという男が経営するレストランに売り払われる。
そのレストランは職業的?殺人者が集う店で、主人公はボンベロにウエイトレスとしてしごかれるうち、殺人者と渡り合えるたくましさを身に着ける・・・という話。

グロ系、ホラー系は苦手なので、著者の作品には近づかないようにしていたのですが、本書は、各種書評で評価が高く、グロ度やホラー度も(比較的)マイルドという評判だったので、読んでみました。

でも、冒頭で主人公が痛めつられるシーンですでに読むのをやめようかと思ってしまったほど(私にとっては)グロかったです。

ストーリーは虚構性が強くて、イマイチついていけない感じでした。ただ、ボンベロが作るハンバーガーはとてもおいしそうに描写されていて、本格的なハンバーガーの店に行ってみたくなりました。
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スクールオブロック

2015年12月20日 | 映画の感想
スクールオブロック

ロックに人生をかけている主人公は、居候している友人(学校の臨時講師)の家にかかってきた求人(別の学校の臨時講師の口)の電話をとって友人になりすまして小学校の先生になる。
授業時間中に、こっそり生徒にロックバンドの練習をさせてコンクールに出場する・・・という話。

昔から各種のおすすめ映画リストでよく見かける作品なのだが、ロック自体に親しみがない私としては、いまいちピンとこない感じだった。ロック好きの人にとっては作品中で演奏される名曲や、(多分いろいろな場面に挿入されていると思われる)ロックに関するエピソードなども、とても楽しめるものなのだろう。
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