蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

インターステラ―

2015年12月23日 | 映画の感想
インターステラ―

地球環境の悪化により異常気象が続いて(?)乾燥地帯が拡大し農作物の収穫量が激減し人類の存続すら危ぶまれる未来。
主人公はかつては腕利きの宇宙パイロットだったが、今は家族で農園経営をしている。しかし、謎のメッセージに導かれて人類移住の惑星を探すプロジェクトに従事することになる。
このプロジェクトでは、ワームホールを利用してワープ(?)する計画であり、これは(主観時間がゆっくり経過するため)家族との別れを意味していた・・・という話。

ハードSFとも言えそうなストーリーで、そうした方面に無縁な人が見たらわけがわからなくないのではないかという懸念を感じるが、私はけっこう楽しめた。
全体に難しそうな理屈を(適度に省略しながら)上手に説明していたと思う。ただ、主人公を導くメッセージなどいろいろな謎のタネはSFに慣れた人ならすぐにわかってしまいそう。

冒頭の(本筋とは全く関係ないエピソードだが)、主人公がコントロールを失っても飛び続けるドローンを車で追っかけて捕まえるシーンが面白かった。
アン・ハサウエイは美人すぎてこういう映画には合わない(特に宇宙服が似合っていない)ような気がした。ただ、ストーリーと関係なく、登場するともっと長く映してほしいと思ってしまうのだけど。
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