life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

東京JAZZ2006@BS2

2006-11-24 23:59:59 | 【日常】些事雑感
 先週、夜にぼけーっとTVを見ていたらたまたま放送に出会った「東京JAZZ2006」。出演者も全然知らなかったのであるが、個人的にここ数年(?)JAZZづいている(つってもメインはAcid Jazz系ですけど)ので興味のあるイベントではあった。

 結局最後まで放送枠をちゃんとチェックしてなかったので、4夜連続放送のうち、見れたのは2回目と4回目だけだったのだが……おかげでincognitoもいたのに見逃してしまったぜ(笑)
 最初は2回目の途中からで、ブロンド、ワンレンのピアニストを中心にベースとドラムのシンプルな構成で演奏が始まっていた。このピアニストが一見すると女性に見えるんだけど、でも肩幅とか着てるものを見ると男性に見える。ただ、アップになった二の腕から手元がそんなにごつごつしてなかったのできっと若い男の人なんだろうな~と思ったら、彼オースティン・ぺラルタ、実は若いどころの騒ぎじゃなくてなんと15歳なんだそうだ。そりゃあまだ少年だもの、あの容姿は一瞬どっちか迷うっつーのね(笑)
 まあ、ちゃんと写真を見たら男の子なんだけど。弾いてる時の表情、笑ってる顔とかかなー? 楽しそうだったし、そういう表情がすごく綺麗な子だったな。演奏ももちろん、聴いてて気持ちよかったですよ。

 ピアノとベース、ドラムの構成というと上原ひろみちゃんを思い出すんだけど彼女も出ていた。4回目の放送で「チック・コリア meets 上原ひろみ」ってなってた。相変わらずすっごい嬉しそうな楽しそうな表情を全身で見せてくれたひろみちゃん、最後の「いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)」に参加してオースティンと連弾したり(チック・コリアとハンク・ジョーンズの連弾もすごい!)して、演奏が終わった後は感動のあまり涙ぐんでいたみたいでした。

 あと印象に残ったのはロス・バン・バン。踊り出したくなるラテンのリズムは、いつまでもその時間を楽しみたくなる感じ。CD探そうかなーとか思っちゃうもん(笑)。
 同じく、ステージが楽しかったという意味ではデイヴ・コズ。スムースジャズって普通にCDで聴いてるといい気分で寝てしまいそうになる気がするんだけど(笑)彼は演奏を聴かせつつ、観客を巧みに演奏に引き込み、参加させる、みんなで楽しむステージを創ってくれていた。こういうライブなら良いなあ~って思った。
 そして渡辺貞夫氏&ハンク・ジョーンズ……もうね、こんなおじーちゃんがいたらいいのに! と思う(笑)。渡辺さん、もう70歳超えてるのにこの演奏はなんなのー! なんでこんな吹けるのー! さらにハンク・ジョーンズは80歳超えてるし、っていうかもはや90歳近いしー! みたいな。(笑)←素人なので許してください。

 でもほんとすごいと思った。何がって言うと具体的に言葉にならないんだけど、全然素人な私でも見てると引き込まれてしまうステージ。やっぱり見てみたいなー東京JAZZ。と改めて思った。これ全部見たらいったいチケット代いくらになんのよ? って感じではあるけど(笑)。

 とか言いながら今日もLiquid Soulとかthe brand new heaviesとかSOIL & "PIMP" SESSIONSとか聴いている。


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