ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

富士登山道中記

2006-07-02 19:18:49 | トレイル・ランニング

南蛮連合のマーティンさんがアフガンへ任地替え(出兵ではない)のお別れ登山をしました。◎国大使館勤務ですが、とんだところへ飛ばされるものです。

martin、yoshida、paddy、paddy’wife、yuka、chiba、matthias、mika、dayan、mami、peter、peter’friend、yumiko、shimoの14人です。山に登りなれている人、走ったことのない人、様々なんで先が思いやられましたが、案の定やれやれの登山になった。

先頭をshimoが受け持ち、最後尾を富士登山駅伝にも出ているyoshidaさんが受け持ったが、後ろは「うーん遅い!」というゆっくりペース。先頭で早足で行くが、6合目あたりからマティアスさんがスイッチでも入ったのか先に行ってしまった。とりあえずshimoは先頭で行くつもりだが7合目、8合目で後ろを待ちながら今回は歩き。山開きの日は土曜日だったので登山者はサホドいなかったが、ランナーの数は多かった。朝10時頃にすれ違った山から下りてきたランナーに聞いたところ、今日は2度頂上往復の練習をするという!!!

我々メンバーはランナーなんで、通常6時間という登りを早足で3時間かなーと計算しました。ところが、、、奥さんや彼女を連れてきていたのでソレを計算に入れなかったのが、間違いの始まり。

10時出発、13時に頂上、15時には完全撤収と考えていた。結局15時15分まで頂上にいて、5合目スバルラインまで降りてきたのが18:00過ぎ。

山は甘くなかった!

サスガに3750mの山で、山に慣れていないランナーだと頂上近くになると一歩一歩が本当にゆっくりになる。

しかも、7月に入ったら頂上でも寒くはないとタカを食っていたら、トンでもハップン、気温が7度ぐらいしかなく寒いこと限りなし。

ウインドブレーカーだけでいいよとshimoは公言していたが、自ら凍えていました。雨が降っても濡れても体温で乾かしゃいいんだ、なんて言っていた罰当たりは誰だーーー。

頂上の山小屋は3軒ばかりが営業していましたが、寒いのでラーメン(インスタント)800円を食べたが、こういうときのラーメンはホント体があたたまります。

さて、先に行ったはずのマティアスさんがいないので、お鉢めぐりで行方不明になったかと探したが、頂上は風が強く、剣が峰あたりをyoshidaさんと2人で探すも姿が見えず、とりあえず世界を渡り歩いている方だしと思い下山したところ、ケロッとした顔で5合目の茶屋にいらした。頂上の風はソレは強く、捜索が危険なくらいだったんで、ちょっとムットしたのはしかたない。

結局、登り4時間以上、下山2時間って言うところです。登山マラソンのときはコレを2時間で登んなきゃいけないし、そのまえに14kmの長いー登りのロードがあります。

マティアスさん捜索のカタキは誰かがイビキで討ってくれたと翌朝聞いた。マティアスさんはイビキで寝れず、とうとう敷き布団を3枚重ねて持って出てベランダで寝ていたと、朝まで野宿をしたと、、、やれやれ。

Fuji0607a 富士登山は外人さんが多いのが特徴です。

それで日本語バージョンと英語バージョンの詳しい案内が登山口においてありました。

富士吉田口は除雪がすんでいるが、他の登山口はまだ通れないところもあるそうです。

シーズンに入ると、今回のスバルラインは交通規制があるので5合目まで自走できません。バスかタクシー利用だけです。

Fuji0607b 頂上で小屋の奥に陣取って休みました。入り口近くは寒い!

今回のリーダーはyumikoさんで、世界の山を歩いている方です。サポートが富士登山駅伝のyoshidaさんと富士登山マラソン出場のshimo。

全員、登頂ができて良かった!!!

高山に慣れていないとこの高さでは頭痛が始まったりします。一回でも経験しておくとならないものです。インスタント・ラーメン800円でも、地獄に神様のような気持になります。結局、ここで1時間以上待ったことになります。この後、お鉢めぐりをyoshidaさんと反対方向から捜索にでましたが、剣が峰の辺りで強風でどちらも引き返してきました。台風の風より強く、体を伏せても吹き飛ばれそうになった。大勢で行く時はこんなこともあるのでタイヘンです。

Fuji0607c 下山は登山路とは別のルートを降ります。ザクザクしたジグザグ道を快適に降りていきます。

北東を見たところで、山中湖や道志の山々です。

天気はかろうじてモッタて言うところです。8合目3500mあたりでパラパラときましたが、それくらいですんで良かった。翌日の日曜日は11時ごろからスッゴイ土砂降りに会いましたから。

私達が降りてくる頃、翌日、日曜日のご来光を見るため、100人くらいのパーテイーが幾組も登っていったが、ドーだっただろう、心配ですね。

Fuji0607d 宿は忍野村にある「原の屋」料理は良いが学生さんが合宿などで利用するらしく、夜中まで煩かった。もっとも、この日はTVでサッカー観戦していたらしかったから、かまわなかったかも。

忍野八海は一大観光地になっていた。ぞろぞろと散策して車に乗り込んだ途端に大雨がきたーーーー。この日、北丹沢の山岳大会もあったなーと思いつつ戻りました。

Fuji0607e まだ梅雨だと思い知らされた最後でした!

コメント (14)
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