ピカソのゲルニカはスペインで実物を見ているが、高崎県立近代美術館には本物のゲルニカのタペストリーがある。
聞いた話では何十年前に9600万円で購入したもの。
ゲルニカのタペストリーは世界に3点ある。
それが高いか安いかはわかりません。
ゲルニカはピカソの代表作でしょう。
30年も昔に高崎市が買ったとは、、、すごい。
あの当時、竹下首相の時に市町村に1億円をばら撒いたお金で買ったか?
ふるさと創生1億円事業と言ってた。
多くの地町村は箱物を作っていたが、もしかして、、、。
展示してると聞いたので、さっそく行ってきました。
インターネットから画像を拝借。
館内は撮影禁止でしたので。
大きなタペストリーで縦3.28mで幅6.8m。
迫力があります。
ゲルニカのほかにも多々見るべきものはいっぱいありましたが、すべて割愛します。
ゲルニカは第一次世界大戦から第二次世界大戦の間の時代です。
スペインはフランコ将軍が倒れてからEUに加盟できた。
1980年代の終わり頃じゃないかな。
それまでは北朝鮮や今のロシアのような独裁政治国家だった。
国内の弾圧は近世まで激しかった。
スペインは世界の人に人気の国だけど、国内の圧政は続いていたのだ。
だから、その当時スペインに行くと妙に都市や人々が静かな感じを受けた。
口が重いと言うか、スペイン人はイタリア人と同じラテンですが、陽気な裏に暗い陰を持っていた。
観光客は気がつかないけど密告社会だったんだ。
フランコが(ナチスの協力者)がお亡くなりになって、初めて民主主義国家になりEUに加盟でき、スペイン社会ははじけたように豊かになった。実は私はスペインの暗い時代しか知らない。その後スペインを訪問していないから。
大きいでしょ!
だれでも近づいて触れます。
むろん、触れるのは禁止ですが柵も衝立もガラス板もない。
私は帰りにアンケートで、貴重なゲルニカの本物なんだから、アクリル板で覆ってほしいと書いてきた。
群馬・高崎の財産と言うか、、、世界の財産だと思うからです。
アートて魂の表現なんで、あんがい社会に何かをぶつけてくるものだ。
ピカソは絵だけど、映画の世界ではチャップリンも忘れられない。
どちらの方も、強烈な権力批判者だった。
ピカソ点だけじゃなく、いろんな展示があったので見てきました。
これはバラの図鑑展。
世界にはいろいろなバラがあるんだと感激。
ここで、北海道の海辺に咲くハマナスが、、、カムチャッカと言う名の近種バラと判明した。
どちらもトゲがすさまじく、バラの原種に近いのではないか。
暑い日でした。
高崎のダルマさんも汗だくだったようだ。
行きは新幹線で、帰路は湘南新宿ラインのグリーン車で爆睡して帰った。