中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

知識と知恵。

2018-07-11 00:10:34 | Weblog
足揉みに来られる方の中には、何等かの信仰を持っておられる場合もありまして。。

昨日の方は、仏教系。
で、施術中、興味深いお話をしてくださいました。

「怒り、無知、欲」というのが、仏教の三毒なんです。
それから解脱するためのお経が○○(長い経本の名前でした)です、と。
そのお経をあげて、三毒から抜け出せるよう信心しなさいと言うことだそうです。

私からすると、怒りは肝臓病、無知と欲は免疫力低下からくる劣等感意識が原因かな。

もう一つ。
「慈悲、知恵、実行力」というのが大切なんです、とおっしゃる。

ここで、2人で話したのが次のようなこと。
「知識と知恵」というのは、似ているようで違う。
では、どう違うのでしょうか。

前にも書いたような気がしますが、知識は道具。使われなければ意味がない。
何かを実行するために、知識を使う。
自分が持ってる知識(有名大学卒の方々は、膨大な知識量でしょう)。
他の人が持ってる知識。

その知識をどう使って実行するのかを考えるのが「知恵」。
知識と実行力の間に位置するのが、知恵。
昔のご隠居さんのような「知恵者」と言うのは、知識と行動を的確に結び付けることができる人。

有名大卒の知識の多い方は、知恵にも長けているのかと思ってきましたが、どうやらそうではないらしい。。と最近は、皆さん気づき始めている。

自分の中に知識を持っていなかったら、それを誰かから、またはどこからか引っ張ってくることができるのも知恵。

「慈悲、知恵、実行力」というのは、政治家が持っていなければならない要素やね。
国民の現状に思いを寄せて、知恵を働かせて、適格に実行する。

あ、政治家さんだけじゃないか、皆がそうありたいもんやね。
くれぐれも、知識と知恵の混同だけは、やめよ~ね。





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あ、忘れてました。

2018-07-10 22:55:50 | Weblog
何を忘れておられたかと言いますと、先週まであった脊柱管狭窄症からくる、右足の痛み。

6月4日から毎週揉みをしている70代女性。今日は、6週目。

1年程前に、脊柱管狭窄症と診断されて、右足のお尻から太ももにかけて痛みがずーっとありました。
整形外科とカイロに通っていたのですが、痛みがとれないと言うことで、来られました。

「狭窄症と言われて、歩けなくなった方や痛みの酷い方を何人か揉みましたが、最初は毎週揉みで8回揉ませてくださいね。
6週間から、8週間で痛みがとれた方がほとんどです。」
とお約束して、揉みはじめました。

初回施術後、2日間痛みがなくて、とっても調子が良いということでした。
が、免疫力が上がるまでは、また戻ってしまいますよ~とお伝えしていたので、次の週に来られたときは、また痛みがありました。

この方は、昔、親戚のおばあちゃんが「柴田式足心道」の療術師で、更年期の辛い症状を緩和してもらった経験がありました。
なので、足心道に対する信頼も、助けになりました。

翌週は、ご主人も一緒に来られて、息子と一緒に同時揉み。

足の痛みと咳、喉の引っかかり感(更年期以降の女性がよく訴える)、腰痛、便秘などもありました。
で、胸部リンパ腺、膝、腰椎、下行結腸などの反射区にも有痛がありました。
特に、咳の症状に反射していたのか、右胸部リンパ腺は激痛が続きました。

3回目の施術後、京都へ1泊旅行へ行ったのですが、歩けました、と。
初めて来られた時は、車から玄関の数十歩をびっこを引いて歩いて来られたのにね~。
足の固さは、鉄板並でしたが、足の温かさは、初回からずーっと同じでした。

4回目。足の痛みはましになっていると書いています。

ところが、5回目。
「喉がおかしい、咳が酷い、背中と腰が痛いです。足も痛い」と、まるで今までの努力はなんだったんだす!と言いたくなるような、ぶり返し。
「ひどい腰痛で、足が動かなくなったんです~」
そんなことまで、あったんかい!(これは友人とお喋りしてて、3時間座りっぱなしの結果だったらしい)

足心道をご存じだったので、「これが好転反応でしょうか?」とおっしゃるので、
「ちょっと早いような気もしますが、そうだと思います」と、二人で信じることにしました

で、今日、6回目の足揉み。
鉄板並だった足裏は、柔らかくなっています。
でも、甲、側面はまだ固さが残るので、これが柔らかくなったら、もっと上半身は楽になるよね。
右足に移ってしばらくして、「左足の方が痛みがあるんですね」とおっしゃる。
「そうですね。
最初に左足を揉むので、大抵の方が固くて冷たいので、こちらの方が痛いんです。
右足はその間、循環が良くなって、解れてる場合が多いです。
でも、Mさんの場合、痛かったのは右足だったので、こちらの方はまだ固いですよ。」

「右足、痛かったんでしたっけ?」
「???はい、お尻の所から太ももにかけて痛いから、来られたのですが~」
「忘れてました。今、全然痛くないです!」

「それは、良かったです。」
とは、言うたものの先週、あんなに痛かったんですが~。
5回目揉んでから、痛みがとれたんね、きっと。

この方の場合、1年間も痛かった割には、足がずーっと温かかったです。
きっと、昔は、とてもお元気だったのでしょうね。
なので、普通は8回で痛みがとれる方が多いのですが、6回ですでに痛みを忘れてたと言うこと。

最近増えてる、脊柱管狭窄症からくるお尻から酷い方は、つま先まで激痛と痺れの症状。
こんな方には、週に1度を8回お試しあれ、と勧めてあげてくださいね。
上手くいくケースが多いですよ。







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そのうち、潰れるから。

2018-07-10 22:43:53 | Weblog
指の股に、丸いものができております、60代女性。



ガングリオンと言って、体のあちこちにできるようです。
この方の場合、半年位放っておいたのですが、友人に病院へ行けと言われ、行って来ましたと。

前にも、どこだったけか?にできた女性(これまた60代)の方は、注射器で中身を抜いてもらいましたとのことでした。

今回、この方の場合、整形外科の先生が、
「あ、ガングリオンや。邪魔にならんやろ?放っとき。
僕も、できたけど、放ってたらいつのまにか潰れとったわ。」
と言う程度のものらしいです。

はまのっち先生も、昔指先にできて、「どないしよ~」と迷いながらそのままにしてたら、いつの間にか消えてました。

足の甲にできた男性もありましたが、そのうち消えました。
なんでできるのか分かりませんし、どうして消えてしまうのか、これまた分かりません。

先生が、「しっかり働いて、稼ぎよ~。全然、かまへんから」っておっしゃたそうです。
社員食堂で働いておられるので、手を酷使したからなのかな?

身体のすることには、何か意味があるのだろうけど、分からないことの方がおおいのかもね。
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高校生にアルバイトを。

2018-07-04 02:46:48 | Weblog
通りすがりにテレビを見ていたら、
「もうすぐ、18歳成人が施行されますね。
今まで、親の承諾なしに高額商品を購入しても未成年ということで、20歳までは、無条件に解約できたのですが、これからは、18歳、高校生でも親の承諾なしで、契約できるということです。
これは、心配なことですね~」
とアナウンサーさんがおっしゃっていました。

そうか~。悪徳商法の皆さんは、高校生を食い物にしようと手ぐすね引いて待ってるわけでっか。
今の高校生、アルバイトしてお金を稼いでいるのは何パーセント位いるんだろう。
聞くところによると、月2,3万円親からお小遣いをもらってるから、アルバイトの必要なし。なんて子供もあるらしい。

「3万円って言ったら、サラリーマンのお小遣いやんか」って言う方もいる。

そもそも、お金というのは、上手に使えるようになるには練習が必要だと思う。
無駄なお金を使って、しもた~と嘆く。
あ~、損した、勿体なかった、と悔しがる。
自分で稼いだお金なら、なおさら情けなかろう。

騙される心配する前に、高校生になったら自分で稼いでスマホ代位は自分で払うように練習したらどうでしょうか?
高校生のアルバイト代って言っても、そんなに高額にはならないだろうから、ドンドン働いて使い方練習して、18歳になるころには、ムダ金なぞ1円も出すか!って位になったら悪徳商法にも負けんじゃろ。

そもそも、今も昔も、どうして高校生にアルバイトを禁止しているんだろう?
中学生は、さすがに使いものになる子は少ないだろうけど、高校生なら、体も大きいし頭もそれなりに働く。
世間では、飲食業やコンビニが人手不足で困り果てているのに、丈夫な高校生がブラブラして遊んでいるのは、社会の損失に思えてくる。

高校の先生達は、信頼できる店主のいるお店を開拓して、生徒達のアルバイト先として職員室の前にでも張り出したらどうでしょか。
「募集!
○○町のコンビニ、時間給○○円。早朝6時から8時まで。
○○店の居酒屋、5時から9時まで、時間給○○円。」とか。

まさか、アルバイトしたら成績が下がる、なんて本気で言わないよね。
アルバイトも務まらんのは、勉強もできん(ぶっとばされそう!)。
時間つぶしとしか思えんような宿題を出して、大切なアルバイトの時間を搾取してはいかんぜよ。

私の娘も、当時ピッチ欲しさに、夫のコネで自宅近くのガソリンスタンドでアルバイトをしていました。
学校帰りにスタンドに寄って、9時頃まで働く。
冬の洗車は、かなり厳しい仕事だったらしくそれでも、洗車の仕方だけは上手になって、働き出して自分の車を持ってからも、脚立に乗って丁寧に洗車をしていました。
何事も無駄じゃないね~。

娘、成績はと言うと、非常にむらのある子で、未だに聖徳太子と徳川家康がどっちが先に生まれたか怪しいほどの歴史音痴。

成績とアルバイトの相関関係はいまだに分かりませんが、暇のある高校生よ、是非アルバイトをやって、お金の使い方と有難みを身に着けておきなって。

で、3万円が上手に使えるようになったら、次は5万円、10万円、100万円。
将来、家を買う時は、なんと3000万円が決済できないとアカンのよ。
新婚さんで、夫の給料を3日で使い果たしてしまったという娘さんもいるとか。
使い方、練習する機会がなかったんね~。

はい、高校生の皆さん。
どうぞ、人手不足の店主さん達の救世主になってあげてください。

私の行きつけの居酒屋さん、人手が無くて潰れたら悲しい~!(結局、我が身のためだったか)。







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癒されに~。

2018-07-04 02:15:54 | Weblog
南あわじのホテル、「けひの海」。

前回は夫と行ったのですが、畳でお酒が趣味の夫は、レストランで創作料理というのが苦手だったらしく、もうここには行きませんって。

けど、こじんまりしたホテルはとても感じが良くて、居心地満点。
創作料理も、淡路の食材を使って、目にも美しい~。地酒も美味~。

例えば、朝食はこんな感じ。



この後、温かい料理、卵焼きや焼き魚は別に出てくる。
写っていませんが、鍋仕立ての味噌汁もありました。

というわけで、今回は、昔一緒に働いていた友人と3人でお泊りしました。
60代と70代の女子会、ってすごい!

こんなに沢山、食べられるのか!と言うてはみたものの、終わってみたら、何もない。
夫と2人で黙々と食べるのと違って、女子達は、食べるもの喋るのも両方せっせとやりこなす。
朝食にしては、ちょっと時間オーバー?と言いつつも、最後に特産の淡路島牛乳も飲みほしました。
食後のコーヒーも勿論、ありますよ。

私が一番若いってことで、明石から皆を乗せて車で行ったのですが、なんとその日は、かなりの強風。
運転席から見る、明石大橋の景色は絶景なのですが、強風にハンドルを取られそうで、景色を見てる余裕もない。
ハンドルにしがみついて、ひたすら橋の端っこを行く。
「もしかして、橋の真ん中の方が、風が緩いんじゃない?」って、もっとはよ言うて。
淡路島の高速道路は、高い所を走っています。
故に、ずーっと風に吹かれっぱなし。景色みる余裕もなし。

こんな強風、予定外だよ~と帰って夫に言うと、
「日ごろの行いやな~。僕なんか、そんなことは、一度もない!」

そーでっか!
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お別れ。

2018-07-04 01:26:26 | Weblog
肝内胆管癌の50代女性。

昨日の早朝、お別れになりました。
娘さん達が、3時からサッカーの試合を見ている側で、呼吸が間遠くなり、段々と。。。

その前日、昼間も足揉みに行ってきたところでした。
腹水があったものの、意識もはっきりして会話もできました。
ただ、かなりしんどそうでしたね。

ずーっと寝ておられたためか、腰と背中が痛いとおっしゃり、娘さんと二人で、よいしょと身体を傾け、背中に枕を入れたり。
トイレにも、自力で行こうとされましたが、もはや体を起こすこともきつい様子。

夜遅く、お通夜会場でご遺体とご対面。
色々な癌の方とお別れしてきましたが、こんなにふっくらとした方は初めて。
肝臓癌の特徴か痛みがなく、これまでの方々が、癌性疼痛で食事もできず痩せて亡くなっていかれたのと対照的でした。

「母は全く死ぬ気がなかったと思います。私達や父ですら、亡くなるとは思わず、喪服も慌てて買いに走ったようなことでした」と、次女さんの言葉。

そうですね、一番びっくりしたのは、ご本人だったかも。
あれあれあれれ。。。と言う間に、呼吸が間遠くなり、そのまま安らかに逝かれたそうです。

2015年の6月に初めて施術させていただいて、ちょうど3年。
このまま癌が消えていくのではないかと思えるほど、お元気になられました。
でも、癌は動き出すと早いのかもしれません。
4月に黄疸がでてきましたが、それでも元気。
5月、肝臓の癌が大きくなり始め、そのころから足の冷たい日が増えてきました。
でも、揉むと温かくなり、まだ動けていました。

5月下旬、便秘薬の副作用か、腹水が溜まり始め、入院。
6月10日退院。

6月の中頃から、病人のようになり、そのまま寝ていることが多くなりました。
血圧が下がり、足も冷たい。
この頃は、余命がすでに1,2週間とのこと。
黄疸は、ずーっとありましたが、腹水は、溜まったり抜けたり。
施術は、ベッドの上でが多くなり、とうとう、7月2日の施術で、どうしても足が温まらない。
母を含め、今まで揉んだ中で、施術後も足が冷たかったら、その1,2日後に亡くなっている。
もしや、そうなのかと思いつつも、まだ体力があるではないかと思いを打ち消す。
が、やはりそうだったのだ。揉んでも冷たいまま、というのは、すでに力尽きた場合なのだ。

10年前は、訃報の電話を聞いたら、大泣きし、ご遺体と対面したら、またまた大泣き。
でも、いまは、肉体の死は人の死ではないとの思いがある。

肉体を離れても、命は生きている。
今までお別れした皆さんは、皆生きておられる。
「身体があるから、見える。ないから見えないだけ。みんな、おるんよ」
と言われた言葉を今では実感できるようになった。

今まで、何回も生きて、死んで、また生まれて死ぬ。
何回目かの死を迎えたというだけのこと。

「お母さんは、存在してあなたたちの側にいらっしゃる。
呼びかけてみたら、応えてくれるよ」

私の母がそうであるように、誰でもが生きている人の側で、一緒に生きておられるんだね。

本当に、お疲れ様でした。
いつか、また再生の日まで、どうぞ娘さん達と共に暮らしてあげてくださいね。
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