中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

「私、治りました!」

2022-04-06 01:30:13 | Weblog
先週の足揉み。
月に1,2度の足揉みを10年、60代女性。

足揉みのお部屋に入って来られるなり「私、治りました!」と、抱きつかんばかりの喜びよう。
えーと、なんやったっけ?
先月、何かの症状があったんだっけ?と考えていると、プチ鬱の症状が完全に消えたという事でした。

10年前、初めて揉んだ時、お買い物に行ってもカートを押したまま、何を買ったら良いのか分からず立ち尽くす状態。
周りの事が気になる、朝、身体がだるくて起きられない、何もやる気がない、あれやこれやの数々。
予定を入れても、その日が近づくと行けるかどうかとドキドキしてくるなど、昔の私もそんなころがありました。

「治る」という言葉は、最近ではお医者様でも使われない程、微妙な言葉。
私達も勿論「治る」は、絶対に使わず「改善する」「戻る」という言い方をします。

今回は、ご本人の口からハッキリと「治りました!」とおっしゃった。
毎日の朝の目覚めが違ってきた、やる気が出てきた。
先のことを過剰に心配して不安になることが無くなったなど、こちらがびっくりするような言葉の数々。
お聞きすると、去年の夏頃から、少しずつ変化してきた様子。
で、自分でも努力したんです、と。

「ご自分を取り戻されたのですね」
足を揉んで、3年位から「気」が変わってくるなと感じていました。
身体の症状の改善は1年、気の変化が3年目から出始め、10年経つとその方の本来の姿に戻る。

本来のお姿からは、かけ離れた状態で、初めてお会いする皆様。
病気や様々な環境のせいで、自分らしく生きられなくなっている。
自分ってどんなんだったか、すでに忘れてしまっている方もある。
40代の私も、自分の中身は空っぽだった。
それを、少しずつ取り戻し、最後に自分ってこんなんだったんだ!と思い出し、確認し、新しい人生を生き始める。
(まるで、哲学だね~)

そういう過程をお手伝いしている足揉みやさんの私達。
なので、この方のように自分の変化を実感してくださるお言葉は本当に嬉しい。
今後の施術の励みになります。
今、足揉み歴2か月の70代女性。
「自分?自分ってどんなんやろ、分からないわ~」とおっしゃる。
ずーっと続けてくださいね。
いつか、見たこともない本来の自分が出現してきますよ~。



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