中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

バクっと!

2020-04-11 01:49:03 | Weblog
生協の宅配では、大根やニンジンだけでなく、こんな本も売っております。



テレビでよく見かける先生や、本を出してる先生が、巷で流行ってることをバクっと、まとめて書いたような本。
巷の知識の総集編。

医者が患者に出す薬は、症状を抑えるキツイ薬。
医者が自分で飲む薬は、無理に症状を抑えつけたり、人体に負担をかけたりする薬ではなく、自然な形で症状緩和や治癒に導く薬が多い。

例えば、風邪の初期症状には、葛根湯、桂枝湯、麻黄附子細辛湯などの漢方薬。
発熱、頭痛は麻黄湯。
咳、痰、のどの痛みは龍角散。
他にも、色々書いてありますが、漢方薬かアリナミン、キューピーコーワなどよく耳にする薬がならんでいます。

多分、どのタイミングでどれを飲むかということが、専門家らしくよくご存じなのだと思います。
ごく初期症状の時に、漢方を使って自分の力を増幅させることで治癒させる。

「治療」と「治癒」。
よく似た言葉だけど、全く違います。
「治療」は、外から施す力。
「治癒」は自分自身の内部から起こってくるもの。

医者は、自分の身体に治療を施すことなく、柔らかい薬を使いながら自身の内部から「治癒」を上手く導きだしている。
自分自身の内部にある治癒の力が凄いことを、ちゃんと知っておられる。さすが!
それを患者さんにもやってあげて欲しい。
とは思うけど、患者さんの身体に柔らかい薬を入れるタイミングが難しいんだろうな~。
自分の身体は24時間観察できるけど、患者さんは今日が初対面の場合もあるしね。
患者さんは、即、治ることを求める人も多いだろうし。。。

これを書きながら、足を揉むことは、まさに自分自身が持つ力で治癒を引き出すことを助けているのではないかと思う。
そんなケースに出会います。
抑える薬は勿論のこと、柔らかい薬でさえ不要なほど、人が持つ自然治癒力というのは自身を回復させる力を持っているのだと。

前に書いた、肝炎ウイルスを除去してしまった例。
「一生残ります、命が助かったのだからいいでしょう」と言われた術後の痺れを戻してしまった例。
情緒不安定で1か月の間に、気分が上がったり下がったりしてケンカばかりしていたのが、全く平静な日々を過ごしている例(これは私)。
足揉みを続けていく限り、これからも沢山の自然治癒の例に出会うでしょう。
いつか、誰にも何にも頼らなくても、あなた自身の力で元に戻りますよ、と言えるようなケースを沢山残したいと思います。
私の後に続いてくれる療術師さんのために。


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