中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

75歳で拒否したって!

2021-10-01 00:57:39 | Weblog
久々に療術師の規ちゃんに呼ばれて、ご自宅へ足揉みに。
ふと目を上げると、視線の先に規ちゃんの実家の父上の写真がありました。

「なんとまあ、ふくよかないいお顔をされてるね~」
「デイサービスで撮ってもらったのを送ってきたんです」
規ちゃんから、お父さんのことは時々聞いていましたが、なかなか考えが深く、規ちゃんにかける言葉も、なるほどな~と思うことが多かった。
その写真も、福が溢れてきそうな丸い、温かいお顔でした。
現在、88歳、少々認知があるそうですが、お元気そうなお父さん。

父は、75歳の時に肺に1センチの癌が見つかったんです。
でも、「わしは、ここまで長生きさせてもらったから、もう何もせん!」と手術も拒否しました。
で、今は、88歳ですが、元気でいます。

癌は、どこへいったんじゃ?
その後の検査も拒否って、病院から離れたのだろうか。

ブログにお父さんのこと、書いてもいいかな?と聞いたら、
「どうぞ~。父は、いくつになっても何か人の役に立ちたいって言ってますから」と。
この性格も治癒に貢献してそうだね~。

「早期発見」と呼ばれる癌の健診は、幾つまでやるのだろうか、やれば良いのだろうか。
健診は、75歳で止めるとして、たまたま胃カメラの検査の時に、胃がんやすい臓がんが見つかってしまったケースもある。
たまたま、見つかったのだから、本人達に胃がんやすい臓がんの症状があったわけではない。

でも、見つかって「癌がありますよ」と言われたら、気分悪~になるのは当たり前だし、できるなら治療しましょうか、してくださいになりますよね。
近藤誠先生の「癌放置療法」にも賛否両論がありますが、規ちゃんのお父さんの話を聞くと、治療の分岐点だけは間違えないようにしたい。

「癌治療は後戻りができないんですよね~。身体が二つあったら、治療するかしないかで、比べられるのにね~」
とおっしゃたのは、50代で亡くなられた肝癌の女性。

「もうすぐ、ゲノム治療ができるようになりますから、自分の癌にぴったりの抗がん剤が分かるようになりますよ」と先日来られた方からお聞きしました。

出来てしまった癌をたたくより、癌にならない生き方、癌が消える生き方を目指したいね~。
発熱に至るだけでも、自分の身体に鈍感だと思うのに、癌が目視できる大きさになるまで、身体の異変に気付けないと言うのは、どういう場合だろうか。

癌細胞というのは、そんなにも密やかに、身体の中で増殖していくのだろうか。
それなら、やっぱり脅威だな~。
私も分水嶺は、規ちゃんパパと同じにしよ。
てか、そもそもがん検診などする気もないアンタが、言うか~。





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暮らし方事典。

2021-10-01 00:27:05 | Weblog
図書館大好きな従妹が紹介してくれた本です。



著者は、40代の医者(今は52歳)で、以前は札幌の大学病院の小児科医として多忙な日々を過ごしておられました。
昼食はコンビニやカップラーメンをかきこむような生活だったのが、子供さんのアレルギーをきっかけに栃木県の那須に引っ越し。
診療所の隣に畑を作って、自然農法で野菜を育てて暮らしておられます。

「身土不二」や「まごわやさしい」など、今までに聞いたことのある食べ物のお話。
「身土不二」と言うのは、自分が住んでいる地域で育ったものを食べること。
輸入食品や逆の季節のものは、それに外れていますから食べない、ということやね。

「まごわやさしい」は、私は生協活動の中で教えてもらいました。
まは豆類、ごはゴマ、わはワカメなどの海藻類、やは野菜類、しはシイタケなどのキノコ類、いは芋類。
もう、30年以上も前に教わったのですが、生協の宅配で購入するので、うっかり買い忘れそうなキノコ類もシメジとエノキが毎週届きます。
糖質ダイエットを始めてからは、バナナはほとんど買わなくなりましたので、これは「身土不二」ですね。

先生の畑は、自然農法なので肥料をやらないのですが、野菜はちゃんと育ちます。
それが、こんな理由だそうで。。。
「土の中の土壌菌や酵素が野菜に栄養を与えているので育ちます。
人の身体も同じです。
断食する人の身体に栄養を補給しているのは、腸内細菌です」と。

私の畑も、生ごみをEM菌で発酵させた堆肥だけなのですが、小さいですがゴーヤもちゃんと育っています。
まだ、ブラブラと下がっているので、一体いつまで実がなるのだろうと、観察しています。

勿論「熱は下げるな」という事も書いてあります。
発熱は、治癒に至る過程ですから、むやみに下げてはいけません。
これは、最近、よくきくお話ですね。

タイトルに「事典」とあるだけあって、一家に一冊あれば良いのでは?という本です。
暮らしの常識、というか、こういう暮らしをすれば、心と身体が元気で楽しく暮らせますよ~と提案しておられます。
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