中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

「いのち」は。

2007-10-08 21:16:27 | Weblog
「いのち」の「い」は生きることで、「ち」は知恵。
だから、「いのち」というのは「生きるための知恵」ということだそうです。

昨日書いた、葉室さんの著書の中にありました。
日本語はアルファベットのABCDと違って、あ、い、う、え、おの一言一言に意味があるという世界でも特殊な言葉なんだそうです。

だから、生き物によって「いのち」が違う。虫は虫のいのち。花は花のいのち。
いのちによって生かされ、それを次の世代に伝えていくということが、生き物のいのちを伝える姿だそうです。

日本人は日本人のいのち、日本人の祖先の知恵で体が働いて生きているのに、戦後アメリカ人のいのちを持ってきて生きようとしたから、体がおかしくなってしまった。そのために、現在のような日本人になってしまったと葉室氏。

抜粋なので脈絡がなくてごめんなさい。
でも、「いのち」の定義は面白いでしょ。

知恵じゃなくて知識で生きようとする人がほとんどで、知識がどんなにあっても知恵がなければ生きられない。大切なのはいかにして、この知恵を伝えるかということだそうです。

今日は、両親の足揉み。
月に2度ほど、揉んでます。
いつも二人とも、揉んでる間中しゃべりっぱなし。
他の人のように眠くもならないけど、ちゃんと反射してるのかちと不安。。。

どこが、どうこう良くなったとか分からないんだけど、まあ娘が足を揉むってことで、なんか効果があるでしょう。
コメント (4)
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庭仕事&収穫

2007-10-08 00:00:29 | Weblog
枝豆です。そのまま畑にほおっておくと大豆になるんですよ。
膝丈まで草が生えて、えらいことになってた庭の菜園をやっとなんとかできました。草に隠れて、ぜんぜん見えなかった野菜が収穫できました。
ピーマン、とうがらし、なす(もうご臨終かと思ってた)、枝豆。
6月に大豆を植えていたら、立派な枝豆になりました。夜、茹でておちゃけのつまみになりました。庭から、即鍋に入ったのできれいなグリーンで我ながら満足。
畝を作って、大根、ほうれん草、みずななんぞを播きました。大きくなって、おかずの足しになることを願って、せっせとお世話します。
草だらけの畑を見たときは、うんざりするのですが、やりかけると面白くなるんですね。土を触ることは体にもいいので、適度に土のある生活は理想的。今の広さでぱくちゃんは限界なのですが、丁寧に世話すればかなりのものが収穫できるはずなのですが。。。(怠けとるやろー)

最近、葉室頼昭さんという方の本を読んでいます。昭和2年公家の家に生まれて、学習院から阪大の医学部に進み、40年間医者をやって今は奈良の春日大社の宮司さんです。医者をやってる間に東洋医学に興味を持ち、鍼灸も学ばれて手術後の患者さんの痛みを鍼で治療されていました。
足揉みのお客様が、「市村さんの仕事にも通じることが書いてある」と貸してくださいました。
宮司さんなので、神道の話を書いておられるのですが、とても納得する話なんです。今は2冊目で、「神道、見えないものの力」を読んでいます。
「目先の我欲を捨てて、日本の国の幸せ、そして自分以外の幸せ、すなわち神様や祖先、そして周りの人々の幸せのために生きる人生に本当に目覚めなければならないとおもいます。」(本文より)
普通、宗教の話ってなんかうそ臭いんですが、この本に書いてあることは、すっと体に入ってきます。
日本人が昔々から持っている特有の考え方、道徳感がこれからの世の中に役立つというんだそうです。
誰からか教えられたのではない、それぞれ皆が持っていたはずの考え方。

キリスト教は、自己犠牲なんですね。
「友のために命を捨てるほど大きな愛はない」って聖書にもあったような。。。
でも、友も助かり、自分も助かる道を一生懸命考える、というのがもともとの日本人の考え方らしい。
「私さえ我慢すれば、丸く治まる」と女性はよく我慢してきましたが、なんにも治まらないんですよね。不満が膨れ上がるだけ。誰も我慢せず、楽しく過ごせる方法を考えるのが邪魔くさいから、自分が我慢してことなかれにしてしまうのですね。
なにを隠そう、私がそうしてきたからよー分かる。
キリスト教の自己犠牲は、横着者のマイナーな考え方がベースになってると教えてもらいました。へー、そうなんかと納得しましたねー。

葉室さんの言ってることも、納得することが多いので、興味のある方はどうぞ。








コメント (2)
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