中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

凛として。

2007-09-12 01:37:46 | Weblog
8月30日のブログにお見舞いがてらに腎臓の足揉みをしてあげた方の話を書いていましたが、その方が足揉みに来られました。
「あのおばさん、亡くなったの。あれから、病院へ行くたびに足揉みしてあげてたら、すぐにすやすや寝てしまってね。家族が、もう眠ってるからいいよ。っていってもずっと揉んでた。足揉みすると、気持ちいいっていってたからね。」

入院されてから、1ヶ月も経たないうちになくなられたそうです。
腰が痛いからって病院へ行ったら、もう胃がんの末期だったそうですが、入院するまで、自分でなんでもされていたし、入院してからも誰に迷惑かけることもなく、87歳のご自分の誕生日の日に亡くなったそうです。

あまりにも潔い生き方に周りの人が感心して、あんな風に生きたいねーと話したのと言われてました。
先月86歳で亡くなった親戚のおばあちゃんも、倒れる当日まで自分でなんでもやって、亡くなった後、自分の葬式の費用や子供達へ残すもの、孫達にあげるものきちんと整理して置いてあったそうです。倒れたその日にもう亡くなって、これまた誰の手も煩わす事無く逝かれました。

特養のヘルパーで働いてる友人の話を聞くと、年をとるのが怖くなるような状態になってるお年よりもたくさんおられる中、この二人の女性のように凛として、生きていけたらいいなと思います。

今日の足揉み。60代の女性、1回目。
両膝の激痛。眠っているとき「痛いー」と自分で言ってる声で、眼が覚める。とおっしゃる程の痛み。
病院では、もうこの状態を維持できるようにするしかない、と月2回栄養剤の注射をしてもらってるそうです。膝の骨が磨り減って、変形しかかってるということです。

今まで3人膝痛の方を揉みましたが、全員8回で改善されました、と宣伝しながら何とか通っていただくことになりました。膝の反射区の激痛にもかかわらず、後半はうとうとしておられたので、足揉みは体に合ってるようです。後はこの方の足が頑張ってくれるでしょう。ぱくちゃんは毎週足をせっせと応援してやることにします。

今日最後の方は、50代女性。五十肩で7回目。なかなか苦戦しております。
中国足心道の足揉みは、右肩上がりにだんだんと良くなる、というより「ある日突然に良くなる」と院長に聞いているとはいえ、6回揉んでも最初と全く同じ状態と言われれば、やや不安。。
今日は、反射区に穴があくんじゃないかと思うほど、フルパワーで揉み倒しました。施術後、恐る恐る「残痛ありません?この仕事始めて以来の最大の力で揉んだのですが?」と聞いてみたら、「いーえ全然。気持ちよかった!」
思わず、今までのドーゼ(刺激の強さ)が弱かったのかー?と反省。
これで、結果がでなかったら、濱野ドリルにバトンタッチお願いしよーかなーと弱気になりながらも、いやいや絶対改善させてやるーとファイトの湧く足でもありました。
さてさて、来週はどうなっておりますやら。。。

コメント
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