実は俺は「サンゴクシャン」だ。(と勝手に思っている)
横山光輝・吉川英治の定番から、三国志の研究本まで、かなりのものを読破している(と、思っている)。
JALのアゴラっていう雑誌が送られてくるのだが、その懸賞に応募したら、2枚チケットが当たった!
場所は東京国立博物館だ。
フラッシュはダメだが、撮影はOK!国立博物館がこうした態度であるのは好ましい。
地方の意味なく撮影を禁じる公立の博物館に波及することを期待する。
しかしまぁ・・はっきり言って「物足りない」展示であった。
中国の敷居の高さを考えれば、よくぞこれだけ本物で1級の品々を貸し出したとは思うが・・・・
三国志フリークにとっては、余りにも有名な出来事の羅列状態で、登場する人物などへの深い切り込みが無い・・・
関羽はかっこいいけど・・・
超雲もかっこいいけど・・・・
このような時代・・・
卑弥呼さんが奴隷とかいろいろ贈って、属国として認めてもらい、権威を高めた時代である。
なんだかねぇ・・劉備玄徳ってな、酒のみ・女たらし(人たらし)で、苦労するが戦は弱かったのだ。
有名な「赤壁の戦い」・魏の曹操・・呉の孫権・・蜀の劉備(孔明?)輝く3者揃い踏み?・・この戦いで三国の国家の大勢がある意味決まったと言ってよいが、扱いがダイジェストで、全体の展示に言えるが、物足りないのだ。
一方、名のみ知るような、同行者(女房だけど)には、三国志の全体が分かって面白かったらしい・・・
教科書的知識が得られたのが良かったのかなぁ・・・・
定軍山の戦いで「マキビシ」が使われたってのは、知らなかった・・・・小説にも漫画にも出てないし・・・
今回最大の成果?
発掘された、マキビシ!
結局、三国志のは吉川でも横山でも、諸葛孔明物語なのだ。
しかし。三国志・・・・
飽きないなぁ・・・・好き。
勘違い館長のせいや。