ボッサといえばこのお方、柳沢伸之さん・・・・・そのコンサートが地元であって、聴いてきた。5月14日の話だ。
「Nobuと素晴らしき仲間たち」となうって、2度目のコンサートだ。
御大は相変わらずノリの良いギターと美声であった。この人、スイング感が実に心地よい。
仲間たちの中心は、サックスのハル斉藤氏か?
バラードも、ボッサのノリも素敵で、どこか、ビッグバンドの響きのするサックスだなぁ・・と、2度目の拝聴で思った次第。こういう、甘いサックスは、少し年を重ねてからの奏者の場合、凄みになったりする・・・
カクテルライクな音にぎりぎり近づきつつ、JAZZを逸脱しないあたりはいいねぇ・・。女性はメロメロに違いない。
ベースは、Tez山崎氏。パーカッションはオン吉田氏と、もう1人、クレジットが無いので名前は分からないが、時々曲に絡み、アクセントをつけていた。
ボーカルのベーベーは、soraちゃん。柳沢さんの教え子らしいが、僕は4度目。
声量もあって、ノリは良い。キャラが明るいのだが、色気はこれからだろうか?
日本のあちこちで、このセットはコンサートを行っているようで、グルーブ感がとっても出てきているように感じたなぁ・・・
NOBUさんのコンサートは、ノリで聴かせるもの、歌の言葉で聴かせるものと、演目・構成が良い。
僕より年上だが、ますます盛んで、衰えを感じるものは無く、部分の枯れ方は、すごいねぇ・・・
さて、ボーカルべーべーはもう1セット・・・・
堀麗子さんという、シャンソンの歌い手だ。
これがシャンソン・・と、何気なく聴くことはある。
が、シャンソンのプロの歌い手が、目の前でシャンソンを歌うのを聴くのは初めてだった。
その歌の情景・・・ちょっと感動ものであった・・・俳優が役柄になりきる・・・僕らはまるで俳優自身が役柄のような人である如く、ドラマなど見るが、実際の私生活での俳優は別なキャラや人格であろう。
シャンソンはフォークのように、言葉が大事にされる音楽であったか・・・
堀さん・・・その役柄に生りきる力量・歌唱力にいい時間をもらったな。初めてのシャンソンは、ちょっと興味を引く音楽になった。
地元で贅沢なコンサートだった。
お酒・・・そう、酒蔵でのコンサートだった・・・ちょいと洒落たつまみと酒など呑みながら、聴きたい感じ?
そして、残念だったのは、NOBUさんのアカペラの「ダニーボーイ」を聴けなかったこと・・・
リクエストしておけば良かったか・・・
むかし、飲んだり食べたり笑ったりの喧騒に負けず・・・・ききほれたのう