4月の末に行ったきりだった。
まあね、その後山菜で遊んだが、日々は、業績なかなか向上せずの仕事の事など、結構悩殺でもあった。
梅雨の晴れ間が、26・27辺りに来ないかな~~と、真剣に考えていたら、神は俺を見捨てて居なかった(信心してないのに、ありがたい・・)。
蔵王で、初めての「お宿!!!」。お宿の話はゆっくりするけど、まずは、金曜の夜9時に近い8時に、ピザを焼いて(いや、到着してから焼いてくれてのだが)待っていてくれた。
翌、26日土曜は4:20起床・静かな宿を、一人玄関の鍵を開け、出発だ。
コンビニに朝飯&ホットドリンクを調達に。
その後、沢目指してまっしぐらであった。
数年前から気にしていた沢・4月にささくれと、200mばかし試し釣りした沢だ。
最後の魚止めで、「尺」を逃した沢だ。
見事にV字の深い谷で、入渓出来る場所を探し、沢沿いの何となく林道を下った。
斜度は70度位だが、そこを藪をこぎながら下ると最後は、流れで川がえぐられ、90度の絶壁となる。その絶壁が4~5mだと、入渓は出来ない・・
2~3mの程度を探し、ひたすら下っては、沢の様子を眺める・・
まあ、800mか1キロは下って、そこから入渓して、釣り上がれば、たっぷり6~7時間のコースだ。
はたして、800程度下ったところで、やっと、降りられそうな場所を見つけた。
写真、降り立った場所。笹を掴んで降りようとしたが、3mは直下に落ちた・・
ズボンの尻や、背中は泥まみれであった・・・・(よくある話よ)
入渓、6時。
水量はまあまあ・・15分から20分に1度は、魚が釣れる。
思った通りの良い沢じゃないの!
入渓しずらい沢は、魚が居るぜ!
気持ちよく釣りを1時間ばかり・・・朝飯をゆっくり食べた。
ブドウパン・オニギリ・漬物・ボイルしたウインナ。デザートは豪華にさくらんぼ(缶詰では無い)。
好天・微風・思ったより湿度は低く、絶好の日和だ。
木洩れ陽(写真白い部分は木洩れ陽)が心地よく、日陰では、「涼」さえ感じた。
そして、写真の大きな淵。
イワナは警戒心・縄張り意識・攻撃性が強いさかなだ。
だから、イワナの基本は1ポイントに1匹。
大きな淵なら、左右・前後でまあ、2~多くて3匹が基本。
溜まってたんだよここ・・・お持ち帰りが6匹あがる。1つが釣れて、暫くすると次がかかる、こうして1時間はここで楽しんだ。
沢は、毎回違った顔を見せる。
すんばらしい!
10時・ここまでのイワナを捌く。
おやつの時間。
11時過ぎには、魚止めの場所。
終盤は、やっぱし、4月に僕とささくれが入っているので、魚は少し少なかった。
この魚止め・・・4月に大物を逃したが、今回は、姿も見せなかった。
お持ち帰りの18センチ級が2匹上がったが、あの尺・・・どうした?
まあ、生き抜く技や、術を知ってるから、大物になったわけだ・・
秋の産卵直前の「荒食い」が、今年最後の望みだな・・
魚止めの手前では、こんなのが出迎えてくれた。
「モミジイチゴ」!
かなり食った!旨い!
午後のおやつ分も確保。
車に戻り、山道を次の現場めざし、15分・・・
まず、車中にて昼飯。
タラコは好きだが、マヨは余計だった・・・・
春・間伐してすぐで、沢には打ちすてられた、間伐材が覆いかぶさり、竿を入れる場所が無かったと、ささくれが諦めた場所。
確かにすごいことになっているが、葉が落ちているので、枝の隙間から上手くポイントに入れば必ず食ってきた。
わずかな隙間に餌を入れるまで、相当の時間を要したが、これも、相手は自然なので・・致し方ない。
ポイントに餌が流れると、すぐ食いつく。
2時を回り、午前・午後あわせ29のイワナで納竿した。写真・午後の釣果。
街に下った。
汗だらけ・・・
すぐ、公衆浴場に向かう。
たっぷり湯船につかる・外には足湯がある。これが、太った体をささえつつ、沢を登った足の疲れをタップリとってくれる。
宿に戻る。
店主に挨拶・・店は途切れることなく客がピザを食べにきているようである。
2階が宿・・・ブワッ!と焼酎を煽る。
疲れが、一斉に吹き出す。
また煽る・・・うまい・・・う・ま・い!
やがて、爆睡であった。
初めて泊まるペンション。
ここのピザは美味しくて、何度か食べたが、そん時「ペンションもやってるな~」と思っていたのだ。
釣り客は結構我儘・・・朝飯はいらないとか・朝は5時には出ちゃうとか・帰ったらすぐ風呂に入りたいとか・・・
ここの店主・ピザを食べた折、山菜やきのこを採ると聞いていた。
そこがね、気が合いそうな気がしたのさ。
6時少し前の、爆睡から覚めて、外の空気を吸いにでた。
店主氏は、後ろに控える広い土地の草刈が終わったところであった。
しばし雑談。
そして、僕が気になっていた、この機械について質問。
何と、自ら設計・知り合いに作ってもらった「まき割り機械」であった。
しかも、動かしてくれた。
ストーブ・ピザ焼きと、膨大なまきが、確かにらくちんに出来る優れものであった。
1~2時間おきに、釣りは「食い物」を口に入れる。
そうしないと「シャリバテ」になる。
んだから、夕飯などは、あまり食べられない。
軽く一杯のご飯・漬物・納豆なら最高ってとこなのだが、宿は沢山の料理を提供してくれる。
僕が食べながら・作ってくれるここはありがたかった。
「もう食べられません!」これ以上出さなくて結構です。
なんて、我儘を聞いてもらえた。
料理をつまみながら、店主氏は、焼酎を出してくれた。
そして一緒に晩酌!
山菜・きのこの話・山はイチゴが盛りだった話・釣りの質問を僕が受けたり・・
話は弾んで、何と2時間も一緒に飲んだ!!
たのしいやね。
小さなペンションの醍醐味か?
最後は、やさしい奥様も、近くに座って話などした。
いい宿であった。
少し呑み過ぎたが・・心地よく寝た。
明日は、やはり早い・・・
2010・第二回の蔵王、初日はこうして終わったのだった。
こんなところの景色まで見られるのもブログのおかげ。じぶんじゃ絶対行けん。
この薪割り機械、みたことあるよ?
薪ストーブの雑誌で紹介してた。
同じ人だろうか・・・
ピザも美味そう♪
飽きの来る、釣り記事に、すまんのう。
行けると思うが、帰るのが難しいかも?
出会いって、旅の楽しみ。
ストーブ・斡旋もしてるみたい。
同じ人かもな・・・・
暖かそうであった!