館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

「生活向上委員会・松組」・・今月の僕の新譜。

2020-05-23 03:57:47 | お勧めCD/LPなど
ど・・土曜は音楽だ!そして、第三回お山でウドだ!!!




このバンド?いや組織?そもそも、出会いがしらか?中心人物は梅津和時か?大学在学中にジャズの世界でプロ活動を始め、ニューヨークでフリー・ジャズに目覚める。帰国後は生活向上委員会、生向委(せいこうい)で活動。同バンドは、生活向上委員会大管弦楽団と改名して1980年にメジャー・デビューした。梅津を筆頭に篠田昌已、片山広明、早川岳晴、松風紘一、明田川等の重要人物を擁していたことで伝説になっているバンドだが、2枚のアルバムを残して解散。

マイナーメジャー!!!!!

毒を含み、世間に謀反を起こすごときパワーがあって、大好きなバンドだったが、まぁ・・長続きするほど、指向性含めカオスなバンドだったな。

多くのメンバーが、あっちゃこっちゃに、支部だの「組」だの作って、その音楽のごとく自由な(フリー)演奏を繰り広げていたが、このCDもそんな「松組」の1枚だ。



確かなテクを持ちながらも、時流に乗ることなく、セッションの中の「破綻」を楽しむかのように、あまりにコマーシャルから遠かったから、まずご愛聴の方々は少なく、バンドの存在さえ知らない方が多いだろう(どうしたことか、俺のバーチャル仲間には、ご愛聴諸氏がいらっしゃるようだが?)。

本来なら、どこかのマニアックな音楽雑誌でこのCD(そもそもよくCDにしたもんだ)を知り、書いてある注文先に電話などして、送ってもらうといった代物だが、21世紀のわが国では、ネットで注文なんだから便利な世の中だ。うれしい!



しばらく、聞きっぱなしだった。

すごいぜ!

のっけ「インプレッションズ」なんぞ、これでもかと明田川のピアノが続き・・・引き込まれがんじがらめ!
やがて9分あたりから、まるでエリック・ドルフィーが乗り移ったんじゃないか?と、思うような松風のアルトがさく裂し、がんじがらめを解きほぐしてゆく。

本家、コルトレーンを超えている?かも鴨!

あちらこちらに「毒」をまき散らしながら、思いのたけを吹きまくり、鍵盤を叩き、スティックを振り回し、弦を引き倒す!
純な音楽がここにはある。




どの曲もすんばらしい!

OH!せいこういか!懐かしい!なんて、御仁・・すぐネットで買いなさい!


しかしまぁ・・しかも・・ユーチューブで聴けるとはなぁ・・・

枠の中クリックだぜ!


22日の2m圏内接触

濃厚接触・・女房・整形外科の医者・母親・・・・・・・・・・・・・・・3名。
整形外科・・(会話付き)・・・受付ベーベー・・・・・・・・・・・・・2名。
整形外科・・(すれ違い)・・看護師ベーベー・他待合室・・・・・・・・6名。
コメント
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