館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

アラン・マンデ 僕の育った音楽Mの仲間達その4。

2010-12-25 06:52:55 | 僕の育った音楽
今日は、めちゃくちゃマニアックな話なので、申し訳ないかな?かな?
と、思いつつ、こんな話も、日本のどこかで、待ってる人もいるやもしれず・・・

ブルーグラスバンジョーの話ですから・・・



 このスジでは、偉大なバンジョー奏者、アラン・マンデなどと、形容もされるらしい・・

確かに、クロマティックロール(メロディック・スタイル)のバンジョーなら、このお方などは、必ず出てくるといって、間違いないのだ。

あの、カン トリー・ガゼットの名盤「Traitor in Our Midst/Don't Give Up Your Day Job」で聴くことの出来る、アラン・マンデのバンジョーは、多くのファンが、そのスタイルをうっとりと愛したものだったと思う。

1972年にフライング・ブリトウ・ブラザーズの活動が終了し、バイロン・バーライン、ロジャー・ブッシュ、ケニー・ワーツの3人はカントリー・ガゼットの再始動に向けて動き出す。バンジョー奏者のアラン・マンデをメンバーに迎えて再び4人組となった彼らは、ユナイテッド・アーティスツとの契約を得てようやくデビュー・アルバム「パーティの裏切り者」「A Traitor In Our Midst」を発表であった。

西海岸のハーモニーが、ロックでイーグルス。そして、ブルーグラスでは、ガゼットであった。

ブルーグラスがかなり下火になっていた時代。新しいブルーグラスのスタイルを広めた点でも、すばらしいものだった。

クロマティックロール・・・・・

偉大な、アール・スクラッグスのスタイルから抜け出し、その、皆が真似たスクラッグスの「定型句」ではなく、流れるような「スケール」を導入したスタイルは、今の新しい・若いブルーグラスでは、もはや、主流ではないだろうか?

さて、ビル・キースも良い。ビッグ・ジョーダンも良い。俺が大好きなのは、ほとんど音源が残っていないが、あのビル・モンローをもってして、「グレイトバンジョーピッカー」と言わしめた、若きジャック・ヒックスが一番のお気に入りだ。

そして、ベラ・フレック・・・・(僕は、どうも・・なのだが・・)

こうして、名を上げると、ソリッドなブルーグラスを核に持ちながら、新しいスタイルで奏でたって辺りで、ジョーダンやジャック、そして、アラン・マンデがやっぱり好きなのだと思った。
ここらの「核」の持ち方がどうも、ビルー・キースやベラ・フレック派にならない、分かれ目ではなかろうか??

どうかね?

どう思う?

PS・しかしこのおっさん!どこぞの音楽スクールで、ずっと「バンジョー」を教えているらしい・・・先生!  お顔がね・・先生って感じじゃね~と思うのだ。ドブロクなんかが好きな、田舎のおっさんで、ねべか?
コメント (10)
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