館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

憲法フォークジャンボリーに行ってきた・その1

2005-09-21 18:01:16 | ロスト シングアウト
8月27日に「憲法フォークジャンボリー」出演で、上野水上音楽堂に行ってきた。憲法の改悪(ターゲットは9条に他ならない)が政治日程に上がっている日本で、改悪の流れに抗し、60年間国民を戦場に送らなかった憲法を慈しみ・守るためにプロ・アマチュアを問わず全国のフォークシンガーが集まり、歌でアピールしようという音楽会だ。              3月の12日に太田で「笠木透と雑花塾と地元フォークで創る平和コンサート」(題名が長い・・・・)を行って後、出演の依頼を受け、群馬からは「ユキとチエ」とロストが参加した。
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憲法フォークジャンボリーに行ってきた・その2

2005-09-21 18:00:10 | ロスト シングアウト
笠木透・高石ともや・横井久美子氏などのプロも出演したが、北は北海道、南は屋久島といった、笠木氏達の「フィールドフォーク」に共感し、地方・地元で音楽を続けてきたアマチュアグループが本当に沢山集まった。
 1970年代フォークが社会や地域、人々の暮らしなどから距離を置き、個人の事情を歌うこと選んだ時から、フォークは1つの力を失ったように思う。まさに「都会では自殺する若者が増えている・・・けれども問題は今日の雨・・傘がない・・行かなくちゃ・・君に逢いに行かなくちゃ」と社会との断絶を宣言して、商業的なフォークソングシンガー達はニューミュージックに衣を変えたのである。日本のフォークが本来の担い手・作り手・守り手である民衆に帰った時代でもあった。
*写真は木本さんが作ってくれた、会場の垂れ幕前での1枚。
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憲法フォークジャンボリーに行ってきた・その3

2005-09-21 17:57:55 | ロスト シングアウト
ある意味伝説の「フォークジャンボリー」の中心的存在だった笠木氏達は「自分達のフォークは自分達で作ろう」「地元のくらしに根ざした音楽を」とフィールドフォークを提唱する。館林ロストもその洗礼を受けている。あかんべ山コンサートも源流にこの流れをいだく。そんな全国のアマチュアシンガー達に会えるのは楽しみだった。
 はたして当日。1時間前に開場入りしたロストは、若干の音あわせ・ついでに観客とゆとりを持って本番とあいなった。スタッフの気遣い・ぶっつけ本番のPAなのにしっかり音をとってもらってと、運営は素敵だった。出て良かったと思った。
 出演の話があってメンバーと話したが、日程の都合・わざわざ東京まで・・などと前向きではなかった部分があったが、練習のつど「主旨が主旨なのだから、フォークやってる私たちが出ないのはどうよ」などの意見が交わされ、「いっちょうやってくるか!」と盛り上がっての出演だった。15分枠だったが、今年良く練習したオリジナル2曲ときめ、あとは得意のお話でと構想を立てた。MCはマネージャー兼監督のオ サムが担当したが、メンバー諸氏からは、「話が短かったね」「3曲できたね」などとのうてんきな感想が聞かれるほどの本番だった。2曲をしっかりまとめて、つつましく終了するあたりが(もう少し聞きたかったなの印象がいいのだ!)ロストらしいとしよう。
*こんな人も来ていました。
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憲法フォークジャンボリーに行ってきた・その4

2005-09-21 17:55:26 | ロスト シングアウト
これだけのコンサートを作った事務局や笠木氏に頭も下がるし、プロ、アマチュア問わず沢山の音楽が、「憲法」(平和や戦争、暮らしといったものを含みつつ)というテーマで繰りひろげられたことは、すばらしいと思った。しかし1つの疑問と1つの後悔も残った。最後にこの事を記して今回の書き込みを終了したいと思う。

 全国のアマチュアの演奏を・そのステージを、上記「フィールドフォーク」への思いいれもあって、津々浦々の「フィールドフォークやいかに!」と意気込んで聞いた感があるが、「これってフォークなの?」「ニューミュージックじゃないの?」とふつふつと疑問の沸く音楽もあった。オリジナルとおぼしきその歌に「言葉の力の不足」なども感じた。他山の石にしなければとも思った。
*写真は総勢7人・伊藤の不参加は残念だった。来年があるぞ!
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憲法フォークジャンボリーに行ってきた・その5

2005-09-21 17:51:19 | ロスト シングアウト
そうして1つの後悔。事務局の方に入ってすぐ「交通費等清算しますので、用紙に記入して申請してください」といわれ、そのままお金を受け取ってきてしまったのだ。あれだけの出演者の交通費や宿泊費用を考えても、チケット収益やグッズの販売収益で賄えたと僕らは思えない。「どうしたのだろう?」今も思っている。そして「憲法改悪の企みに抗して、音楽の力で真っ向勝負」というなら、手弁当で集まってこそ本物になると思っている。僕らは群馬、東京まではそれ程でもない。遠方から来る。それはとてもお金のかかることと思う。それは分かっても、手弁当と思う。歌の文句に「失う何もない・それが自由」っていうのがあったが、この世の中に「金銭に換算しないで行動を起こす」尊さってあると思う。自民党が圧勝して、憲法はますますあぶない!
 笠木氏は国民投票が議題に上がる3年後まで、毎年続けると言っていた。ロストに来年・・来年があるなら、手弁当で参加したいと思っている。提起もしたいと思っている。
*写真は気持ちよく楽器を弾く楽器陣・写真は音が出ないからよし!
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