おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

亀岡酒造(愛媛県内子町)

2006年05月05日 23時42分04秒 | グルメ&お酒
亀岡酒造株式会社は、愛媛県内子町(旧五十崎町)に蔵を構えています。昨日紹介した棚田で作られた、無農薬のみそぎ米を使用してお酒を造っています。蔵の歴史は、江戸時代から始まります。享保元年(1716)亀岡久平により創業され、現在に至っています。昭和35年の時点では、旧五十崎町には10軒あった酒蔵も昭和45年には亀岡酒造のみとなったようです。九代目の亀岡徹氏が、現在主流の酒造りでは無く、本物のお酒を造るべきであるとの思いから、昭和50年より純米吟醸酒の製造に取り組んでいったそうです。酒名の『千代の亀』は、初代から使われており、「千代に八千代に・・・」から来ていると考えられています。

下の写真が『亀岡酒造』です。歴史を感じさせますね。



杉玉です。



販売されているお酒たちです。どれもおいしそうに見えちゃいます(^^)v



今回は、工場の中も見学させていただきました。今年の酒造りはもう一段落ついたようで綺麗に片付けられていました。



ここで蒸米に種麹を混ぜます。温度を40度?くらいに保つそうです。下の写真ではわかりにくいかもしれませんが、電球と電線で温度を一定に保つそうです。



床の四角の蓋を外して、奥に見える枠で酒米と酵母を投入します。四角の蓋の下にはタンクがあります。歴史を刻んでいる建物だから建物のものすごく神聖な雰囲気が漂っていますね。



もろみ造りのタンクです。このタンクにて酒母、麹、蒸米、水を発酵させお酒を造っていきます。



十分に発酵させたもろみを圧搾機でしぼります。しぼりたてのお酒はまだ白く濁っています。そうこれが濁り酒ですね。



こちらは、吊るして搾る装置です。雫搾りって銘柄になるのかな~



酒米造りから、酒造りまでとても大変な労力をかけて『日本酒』は出来ているんですね。普段飲んでいるお酒ももっと味わって飲まないといけないなって感じました。それぞれの酒蔵にはそれぞれの思いがあってお酒って出来ているのでしょうね。このお酒にはどんなドラマがあるのだろうって思いを巡らすのも楽しいかな(^^)v

さてさて、『千代の亀』のマークです。



◆『亀岡酒造株式会社』詳細
 住所:愛媛県喜多郡内子町平岡
 電話:亀岡酒造株式会社
 亀岡酒造ホームページ

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