おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

坂出人工土地

2022年06月30日 23時42分05秒 | 建物
坂出人工土地は、坂出市京町に位置するコンクリート地盤土地です。正式な名称は坂出市営京町団地です。昨日のブログで紹介した浅田孝らが中心となって昭和37年(1962)に構想され、メタボリズムグループの建築家・大高正人の設計によって、昭和43年(1968)から4期にわたって整備され、昭和61年(1986)にすべてが完成しました。分厚いコンクリートの地盤を築き、その下には市民ホールと商店街、駐車場を整備、地盤上には集合住宅や公園で構成されています。市街地開発の新たなモデルとして当時話題を呼んだ斬新な建築物です。DOCOMOMOにも選定されています。



香川県立五色台少年自然センター旧本館

2022年06月29日 23時21分13秒 | 建物
香川県立五色台少年自然センターの旧本館です。浅田孝による設計になります。香川県出身である浅田氏は、丹下健三の右腕として、丹下の数々の建築作品に関与しています。南極大陸昭和基地プレファブユニットの設計、横浜市六大事業(みなとみらい21地区の開発、横浜ベイブリッジ構想、港北ニュータウン等)など都市計画の骨格つくりや、横浜こどもの国、世界デザイン会議、香川県の五色台開発など多岐にわたる都市計画・デザインに関与しています。
五色台の五色台少年自然センターは、小学生・中学生の頃、野外活動実習の場でした。当時は「五色台山の家」って呼んでたような気がします。はるか昔なので記憶が薄れてしまってますが(^^;;
2年ほど前に耐震改修工事が行われています。


直島文教地区

2022年06月28日 23時11分55秒 | 建物
直島の文教地区は、「自立する町づくり」の構想の下、昭和45年(1970)から将来の直島に必要とされる教育文化施設を島の中心部に集め整備された地区です。まず最初に直島小学校が完成し、順次「幼保一元化」「幼小中一貫教育」を教育姿勢とする学校施設・社会教育施設が次々に整備されました。これらの文教地区構想の実現を可能にした一つには、建築家・石井和紘氏の設計が大きく貢献しています。
直島港から本村地区に向かう途中にありますので、直島に行かれた際には目にしてみてください。



志度寺の曲水式庭園

2022年06月27日 22時47分29秒 | 寺院
さぬき市志度に位置する志度寺に室町期に讃岐を支配していた細川氏が寄進した曲水式庭園を、昭和36年(1961)に重森三玲によって復元された中世の庭園です。現在はかなり荒れていて、少し残念な状態ではありますが、石組みなど往時を感じさせるものがあります。




万博記念公園 日本庭園

2022年06月26日 23時02分12秒 | 公園
万博記念公園の日本庭園は、日本万国博覧会に政府出展施設として、日本の造園技術の粋を集めて造られた庭園です。博覧会当時は、林立する近代建築パビリオンの未来空間と対比して、自然・緑の憩いの場を提供する役割を果たしていました。庭園の面積26ha、東西1300m、南北200mの細長い地形に水の流れを造り、西から東に向かって流れるせせらぎに沿って、上代から中世、近世、現代へと4つの造園様式を取り入れて構成されています。

下の写真は、近世ゾーンの心字池と芝山になります。中央休憩所からは、芝山(築山)を背景に、心字池、石組み、多くの名木、雪見灯篭など、日本庭園の成熟期にあたる華麗な「池泉回遊式庭園」の景観となっています。







こちらは、中世ゾーンの「松の洲浜」になります。






塩飽の漁師飯 まや

2022年06月25日 23時15分01秒 | グルメ
昨年の暮れにオープンした丸亀市西本町の「塩飽の漁師飯 まや」に行ってみました。刺身と天ぷらと釜めしをいただきました。瀬戸内の美味しい魚を味わえるお店との評判通りとても美味しかったです。




天龍寺の紫陽花

2022年06月24日 23時34分25秒 | 寺院
京都市右京区に位置する天龍寺の紫陽花です。天龍寺は足利将軍家と後醍醐天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされてきました。創建当初からある「曹源池庭園」は、国の史跡・特別名勝に指定された名庭園で見ごたえ抜群ではあるのですが、紫陽花は庭園内にある「百花苑」で楽しむことが出来ます。







万博記念公園 花しょうぶ田

2022年06月23日 23時22分19秒 | 公園
万博記念公園日本庭園の「花しょうぶ田」です。春の海、筑波根、美吉野など、約90品種・約12000株のハナショウブで構成されています。ショウブにこんなに多くの品種があることに驚きました。「花しょうぶ田」は日本庭園エリアの一番東側に位置していますが、今が見頃なので、是非足を運んでみてください。炎天下より少ししっとりしてるほうが綺麗かもしれません。










万博記念公園 はす池

2022年06月22日 22時45分22秒 | 公園
万博記念公園であじさいの森で紫陽花を楽しんだ後、日本庭園のはす池に行ってみました。散策時はお昼になってしまってたので、ハスの多くは閉じてしまってたのですが、数輪は咲いてました。やはりハスを見るなら早朝に足を運ばないといけないと実感しました。7月に入ると早朝6時から「はす池」が公開される「早朝観蓮会」が開催されるようです。足を運ぶことが出来る方はぜひ散策してみてください。





万博記念公園 あじさいの森

2022年06月21日 23時35分08秒 | 自然風景
大阪市吹田市の万博記念公園で、「あじさい祭り」が開催されてたので、大阪市に出かけた際に立ち寄ってみました。30品種4000株とのキャッチフレーズではありましたが、公園自体が広大だったので、歩き回った割には小さく感じてしまいました。っが、綺麗でしたよ。
あじさいは、ガクアジサイの花全体が装飾花に変化した園芸種で、小花が固まって手毬状に咲く品種群を一般にアジサイと呼ぶそうです。集(あづ)、真(さ)、藍(あい)が合わさってアジサイの名前になったという説もあったり、美しい藍色の小花が集まって咲くという意味もあったりします。




見附島(軍艦島)

2022年06月20日 23時06分13秒 | 自然風景
先日発生した地震で一部崩壊した「見附島(軍艦島)」です。平成25年(2013)に訪問した際に撮影した一枚です。
見附島は、珠洲市の南部に位置する鵜飼海岸(着崎海岸)の南東200~300mに位置し、当地方に広く分布している新第三紀珪藻泥岩で構成されています。見附島という島名は、空海(弘法大師)が佐渡島から当地方に渡った際、最初に見付けた島であることに由来するそうです。島の形が軍艦に似ていることから、軍艦島とも呼ばれています。


太陽の塔

2022年06月19日 23時54分15秒 | 建物
大阪市吹田市の万博記念公園は、昭和45年(1970)に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備した公園です。万博時の残存施設としては、日本庭園や太陽の塔、EXPO'70 パビリオン、迎賓館、大阪日本民藝館などがあるのですが、万博の顔といえば、「太陽の塔」ではないかと思います。太陽の塔は、芸術家の岡本太郎がデザインしました。規模は、塔の高さ約70m、基底部の直径約20m、腕の長さ約25mです。未来を表す上部の黄金の顔(直径10.6m、目の直径2m)、現在を表す正面胴体部の太陽の顔(直径約12m)、過去を表す背面に描かれた黒い太陽(直径約8m)の3つの顔を持ちます。令和2年(2020)に国の有形文化財に登録されています。


東岩瀬駅舎

2022年06月18日 23時31分53秒 | 建物
東岩瀬駅は富山地方鉄道富山港線の駅です。木造平屋建の駅舎は大正13年(1924)に建てられたものです。平成18年(2006)にJR西日本から富山ライトレールに移管され、令和2年(2020)に富山地方鉄道と合併しています。ライトレール移管後も駅舎が残され待合として利用されています。駅舎といっても、現在のライトレール車両への乗車はできず、現在のプラットホームまで回らないといけない状態です。


岩木山神社の狛犬

2022年06月17日 23時10分28秒 | 街の風景
青森県弘前市の岩木山は津軽富士とも呼ばれています。その岩木山の麓に鎮座する岩木山神社は弘前のパワースポットとして愛されています。その岩木山神社に訪れるとちょっと変わった狛犬が出迎えてくれます。頭を上にした狛犬は金運アップに、逆立ちの狛犬は恋愛運アップにご利益があると言われています。




旧金毘羅大芝居(金丸座)

2022年06月16日 23時08分23秒 | 建物
約1年半の耐震改修工事も終了し、4月末から一般公開が再開となった「旧金毘羅大芝居(金丸座)」です。総事業費は約2億2千万円で、外観上目立ちにくい側面や背面に鉄骨の筋交いが入り、土壁をはがして中に構造用合板を入れて塗り直すなど、見た目が変わらないように施工されています。来年は、金毘羅歌舞伎大芝居が再開されることを願ってます。