平成18年(2006)にオープンした「海の駅 なおしま」です。設計はSANAAです。直島の玄関口にあたる宮浦港のフェリーターミナルになります。薄い鉄板屋根を細い丸柱が支えるシンプルな構成の建物です。風で吹き飛ばされそうな華奢な建物に感じますが、そのあたりはうまく考えられているのだろうと思います。平べったい建物なので写真におさめるのが難しいです。。。
岡山県最北端に位置するJR因美線美作河井駅に現存している転車台です。鳥取方面からきたラッセル車が折り返すために使用されていました。手動回転式で、深さ1.5m、円の直径12.4m(40フィート)の規模になります。40フィートの転車台は、愛知県犬山市の明治村と青森県中泊町の津軽鉄道津軽中里駅にも残っていますが、完全な形で残っているものはこの美作河井駅のものが唯一とされています。平成21年に、近代化産業遺産の構成遺産として経済産業省から認定されています。
津山駅前に展示されている蒸気機関車「C11-80号」は、もともと津山市立南小学校敷地に設置されています。平成29年(2017)に津山駅前に移設されています。C11号は、鉄道省が昭和7年(1932)に設計した過熱式のタンク式蒸気機関車です。津山駅前は80号なので、昭和10年(1935)製造になります。
松ボウキ橋梁は美作河井駅~知和駅間に架かる石造りの鉄橋です。コンクリート製の橋脚には石が貼られています。バスの車窓から撮影した一枚なので、この写真しかありませんが、なかなか趣のある鉄道橋です。
岡山県津山市加茂町山下に中世の山城史跡として残っている「矢筈城跡」の遠景です。築城したのは、藤原秀郷の後裔とされる草刈氏です。草刈氏は毛利家に属していて、尼子家、および織田方の羽柴秀吉と戦いましたが、天正12年(1584)に毛利家が天正12年(1584)に秀吉と和睦するまで、一度も落城しなかった城であったそうです。下の写真奥の、V字に切れた山頂部に本丸があり、石垣や土塁の遺構がいまでも残っているそうです。登頂したわけじゃないので遺構の確認は出来てませんが、遠望するだけで攻めたくはない城だったような気はします。この周辺は山城が多数確認されていて、中世期は土豪が割拠していた地域だったのだと思います。
昨日のブログに記載したフィギュアを展示している『円形劇場くらよしフィギュアミュージアム』です。旧明倫小学校の校舎として昭和30年(1955)に竣工した建物です。戦後のベビーブームで増加した児童に対応するため、狭い場所に少ない資材で経済的に建てられるように、建築家の坂本鹿名夫が考案し、全国各地で建てられていったようです。倉吉の校舎は全国で三番目に建てられたものになります。増築が困難なことから、さらなる児童数増加には対応できず、1960年代以降は建てられることはありませんでした。ただ、その合理的な発想などを勘案すると、前後のモダニズム建築を体現した建物ではないかと思います。現存しているものでは日本最古の円形校舎になります。一番下の写真の螺旋階段を見上げた姿がとてもかっこいいです。
鳥取県倉吉市の円形劇場に行ってみました。日本最古の円形校舎を再生し、海洋堂のフィギュアを展示するミュージアムとなっています。建物の写真は改めて紹介しますが、今日は何点か撮影したフィギュアを掲載します。展示してるフィギュアは、恐竜や動物、アメリカのアニメヒーローやウルトラシリーズ、ミリタリー物も展示されていました。恐竜は、ビッグサイズでかなり迫力がありました。恐竜に紛れてゴジラもいました。楽しかったです。
津山ホルモンうどんは、津山市のご当地グルメとして全国で知られてる一品です。津山藩は肉食が禁止されていた江戸期においても、「養生喰い」として肉食が認められていました。「養生喰い」とは、字の如く「健康の為に食べる」、「薬として食べる」という意味です。そういった歴史があった津山において、「ホルモンうどん」が食べられるようになったのは50年程前だと考えられているようです。現在では50軒ほどのお店で提供されています。今回の3日間の津山訪問の際には、どこかのタイミングで味わってみようとチャンスをうかがっていたのですが、イベントが終了し解散となった際、香川に戻る前に目的を達成することが出来ました。立ち寄ったのは津山駅近くの「和み」というお店です。もちろん「ホルモンうどん」を迷わずオーダーしましたが「そずり炒め」も単品でオーダーしました。そずり炒めも津山を代表するご当地グルメです。そずりとは牛肉の骨から削ぎ落とした肉になります。
どちらもとても美味しかったです。今回の津山遠征では、飛び込んだお店はすべて当たりでした。なんかうれしい限りです。
どちらもとても美味しかったです。今回の津山遠征では、飛び込んだお店はすべて当たりでした。なんかうれしい限りです。
津山市内でシンポジウムがあって参加してるのですが、セッションが始まる前に、ぶらっと立ち寄った、中華そばのお店「びーとん」の中華そばがとても美味でした。醬油ベースの出汁にストレートの細麺スタイルなのですが、塩味が抑えられていて旨味が絶妙。チャーシューもちょうどいい弾力感で美味しさがうまく引き出されていました。近くにあると嬉しいのですが。。。
湯原温泉街の風景というタイトルにはなっていますが、町の風景をとらえた写真は2枚しか撮影してなく寂しい限りではありますが、その2枚をのっけちゃいます。旭川の風景や砂湯の風景に目が移ってしまってました。上の写真は旅館の「油屋」です。一説には「千と千尋の神隠し」のモデルになったともいわれています。下の写真はもと旅館の廃墟跡で、崖にくっついてる部分は撤去すると山が崩れるかもしれないので残しているのだそうです。いずれも真偽のほどはわかりませんが。。。
全国露天風呂番付「西の横綱」に位置付けられている湯原温泉「砂湯」です。24時間無料で開放されている混浴の露天風呂になります。フルオープンなので入浴するにはかなりの勇気が必要なんだとは思いますが、訪問当日も入浴されてた方が思ったよりおられました。手は付けてみましたが川に近い方は、ぬるめのお湯でした。でも、とてもやわらかいお湯で心地よかったです。
こちらはお湯が流れてるモニュメントで、お湯にふれることが出来ます。比較的熱めのお湯でした。
「砂湯」は、湯原ダムの堰堤前で開放されてて、下の写真はその堰堤になります。
こちらはお湯が流れてるモニュメントで、お湯にふれることが出来ます。比較的熱めのお湯でした。
「砂湯」は、湯原ダムの堰堤前で開放されてて、下の写真はその堰堤になります。
先週末、湯原温泉街を少し散策してみました。穏やかな流れの水面までの距離が短くてとても心地よい空気感でした。紅葉が綺麗だったところもあり、一番上の写真が紅葉が一番きれいだった一枚です。
湯原温泉の湯原ダム堰堤近くに大量に植生していた水生植物があって花を咲かせてたので一枚撮影。自宅に戻ってから調べてみると、オオカワヂシャという植物で、侵入生物に指定されていました。オオバコ科クワガタソウ属の植物の一種で、ヨーロッパからアジア北部原産の植物のようです。
鳥取中部B級グルメバトルで優勝されたことのある倉吉市の「Tsudoi Chicken Camp 」で唐揚げ定食を食べてみました。らっきょうタルタルソースのタイプにしてみました。ジューシーな唐揚げとらっきょうの風味が絶妙でとても美味でした。
三朝温泉木屋旅館でいただいた朝食です。こちらもとても美味しくいただきました。旅館朝食は、おかずがいっぱいあって、ついついご飯おかわりしちゃうんですよね。