おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

丸亀城の石垣

2023年05月07日 23時39分30秒 | 歴史
丸亀城の石垣の大部分は、打ち込みハギによる石積みとなっていますが、南東山麓には野面積みによる石垣を見ることが出来ます。野面積みは、自然石を組み合わせて積んだ石垣です。一方、打ち込みハギは、割って加工された石を用いて積み上げた石垣になります。下の写真は、その両方の石垣を見ることが出来るポイントで撮影してみました。丸亀城見学の際に、探してみてください。


蕪村生誕地

2022年12月23日 23時03分45秒 | 歴史
「春の海 終日(ひねもす)のたり のたりかな」などの俳句で知られている江戸時代中期の俳人・与謝蕪村は、大阪市都島区毛馬町(当時の摂津国東成郡毛馬村)で生まれました。以前から知っていたのではなく、淀川堤防を散策してるときに生誕地の碑が立っていたので知ったのでした。蕪村は俳人としてではなく、画人としても同時代の円山応挙と並び称される巨匠でもある、マルチな才能あふれるアーティストでありました。おさかなの生息地である丸亀市にも蕪村寺とも呼ばれる妙法寺には、蕪村が描いた蘇鉄図があります。
石碑に刻まれている句は「春風や 堤長うして 家遠し」です。蕪村の直筆を拡大して刻んでいるようです。


矢筈城跡

2022年11月26日 23時24分56秒 | 歴史
岡山県津山市加茂町山下に中世の山城史跡として残っている「矢筈城跡」の遠景です。築城したのは、藤原秀郷の後裔とされる草刈氏です。草刈氏は毛利家に属していて、尼子家、および織田方の羽柴秀吉と戦いましたが、天正12年(1584)に毛利家が天正12年(1584)に秀吉と和睦するまで、一度も落城しなかった城であったそうです。下の写真奥の、V字に切れた山頂部に本丸があり、石垣や土塁の遺構がいまでも残っているそうです。登頂したわけじゃないので遺構の確認は出来てませんが、遠望するだけで攻めたくはない城だったような気はします。この周辺は山城が多数確認されていて、中世期は土豪が割拠していた地域だったのだと思います。


元三大師

2021年07月10日 23時49分22秒 | 歴史
 平安時代に活躍した良源は、元三大師(がんざんだいし)とも呼ばれ、第18代天台座主を務めた、比叡山延暦寺の中興の祖です。中世以降は民間において「厄除け大師」など独特の信仰を集め今日に至っています。全国あちこちの社寺に見られる「おみくじ」の創始者ともいわれています。
 慈恵大師・良源を象った護符には「角(つの)大師」「豆大師」「厄除け大師」など、様々な様式があって、いずれも魔除けの護符として広い信仰を集めています。
 丸亀市富屋町の「妙法寺」は、江戸期においては、京極家の祈願寺であり、江戸中期には、俳人・画家でもあった与謝蕪村が滞在し、複数の作品を残していることから「蕪村寺」とも呼ばれています。また、「角大師」が奉安されていることから「元三大師おみくじ祈願所」としても知られています。


妙法寺の角大師|2021年6月19日おさかな撮影(Lumix DMC-GX7MK2)

伊都高野1

2021年05月18日 23時20分06秒 | 歴史
※おさかなの旅・アーカイブ(2004年10月23日)
 高野山全体を総本山金剛峯寺といい、「一山境内地」とされていました。山内は「奥之院」と「壇上伽藍」を二大聖地とし、人々の信仰を集めています。 奥之院には、墓石群のほか慰霊碑や供養塔などが数多くあり、民族や宗教の違いに関わらず全てを受け入れる寛容さは、高野山が1200年継承してきた精神です。2004年に高野山内の奥の院を少しだけ散策してきました。写真撮影はあまりしてないようで、2枚ほどしか掲載できるものがありませんでした。


高野山奥の院 結城秀康墓所|2004年10月23日おさかな撮影(NIKON E5000)


高野山奥の院 供養塔|2004年10月23日おさかな撮影(NIKON E5000)

▶高野山奥の院
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山550

▶伊都郡高野村の変遷
①村制施行|1889年|明治22年4月1日|伊都郡高野村(いとぐんこうや-)
▷伊都郡相之浦村・大滝村・高野山寺内・細川村・西郷村・西ヶ峯村・林村・南村・柏原村・東又村・平原村・杖ヶ藪村・花坂村・湯川村
②町制施行|1928年|昭和3年11月1日|伊都郡高野町(いとぐんこうやちょう)

竹野竹野1

2021年05月16日 22時08分21秒 | 歴史
※おさかなの旅・アーカイブ(2004年10月8日)
 伊根の町並みを俯瞰した後、京丹後市の『京丹後市立丹後古代の里資料館』に行ってみました。ここは、古代の丹後王国関連の資料が展示されていて、屋外には竪穴式住居や高床式倉庫など、弥生時代の村を復元展示しています。


京丹後市立丹後古代の里資料館 復元竪穴式住居|2004年10月8日おさかな撮影(Canon IXY DIGITAL L)

京丹後市立丹後古代の里資料館 復元竪穴式住居|2004年10月8日おさかな撮影(Canon IXY DIGITAL L)
▶京丹後市立丹後古代の里資料館
住所:京都府京丹後市丹後町宮108番地

▶竹野郡竹野村の変遷
①村制施行|1889年|明治22年4月1日|竹野郡竹野村(たけのぐんたけのむら)
▷竹野郡竹野村・筆石村・宮村・此代村
②新設合併|1955年|昭和30年2月1日|竹野郡丹後町(たけのぐんたけのちょう)
▷竹野郡間人町・豊栄村・上宇川村・下宇川村
③新設合併|2004年|平成16年4月1日|京丹後市|きょうたんごし
▷竹野郡丹後町・網野町・弥栄町・中郡峰山町・大宮町・熊野郡久美浜町

伊予富士【愛媛県西条市】

2019年08月03日 23時28分00秒 | 歴史
 今日は、愛媛県西条市の伊予富士に登ってきました。標高は1756m。三百名山のひとつになります。寒風山登山口から登りました。最初の急登には面食らいましたが、比較的登りやすい山でしたが、笹に覆われた登山道は、足元が見えないので、若干怖かったです。また、詳細は後日アップします。













早瀬の一本橋【高知県津野町】

2019年07月23日 23時18分04秒 | 歴史
 『早瀬の一本橋』は、檮原川の支流にあたる北川川にかかる一本橋です。沈下橋の原型だと考えられていて、2本の橋脚に9mくらいの木材を、3枚使って架けられています。川が増水した際には、浮き上がり下流の方へ流れ出しますが、端部にワイヤーが結び付けられていて、流失しないような仕組みになっています。津野町においては、ここ一カ所しか残っていないそうです。





 橋の上から川を眺めるとこんな感じです。結構水面に近いので、なんか普段歩く橋とは距離感が違うので、新鮮な感じがします。



遍路道 塚地越え【高知県土佐市】

2019年07月06日 23時40分18秒 | 歴史
 高知県土佐市の高岡と宇佐をつなぐ「塚地越え」は、四国八十八箇所霊場第35番清瀧寺から第36番青龍寺への遍路道にあたります。県道39号線の「塚地坂トンネル」入口横から峠へと向かう登山道の入口になります。峠への高低差は140mになります。昭和20年代頃までは、峠のあたりに茶屋があったそうです。







 当日は雨ということもあって、ガスが降りてきてて、かなり幽玄な雰囲気となってて、趣がありました。
 このあたりが峠になります。


 近くには展望所がありました。晴れてたら横浪三里が綺麗に望めるのだと思いますが、当日の天気ではかすかに宇佐湾が見えるくらいの視界しかなかったのが残念でした。


 この遍路道は、国の史跡に指定されています。

蒲生田岬灯台【徳島県阿南市】

2019年06月04日 23時45分45秒 | 歴史
 四国最東端の灯台『蒲生田岬灯台』です。「かもだみさきとうだい」と読みます。大正13年(1924)から点灯されている灯台です。海を挟んで和歌山県の紀伊日御埼燈台と共に、瀬戸内海の入口を表示する灯台の役目も果たしています。灯台より南側の海が太平洋になります。


 海側の大きな四角形の窓が印象的です。日本ロマンチスト協会によって、「恋する灯台」にも選ばれています。


 訪問当日は雨と風であまり周辺を探検できなくて、ちょっと残念でしたが、なかなかロケーションの良い灯台です。



星のブランコ【行ってみたいとこ】

2019年04月24日 23時09分14秒 | 歴史
 大阪と奈良との県境付近に位置する交野市の「ほしだ園地」内にある『星のブランコ』、ちょっと気になっています。


 標高180m、全長280m、最大地上高50mの木床版吊り橋です。国内でも有数の規模を誇る吊り橋でもあるようです。



 高いとこ苦手やけど。。。歩いてみたい気持ちもあるんです(笑)

ショーシャンクの空に

2019年04月10日 22時30分40秒 | 歴史
 1994年公開なので、もう25年ほど前の映画になる『ショーシャンクの空に』を久し振りに見ました。といっても映画館ではなくて、アマゾンプライムで公開してるのを発見したもので。


 原作はスティーブン・キングの『刑務所のリタ・ヘイワース』で、監督・脚本はフランク・ダラボンが務めました。フランク・ダラボンの初監督作品でもあります。
 無実の罪で投獄された銀行員アンディが、刑務所内での人間関係を通して、希望を捨てずに生き抜き、最後に脱獄に成功するという物語です。
 アンディ役をティム・ロビンソン、受刑仲間のレッドをモーガン・フリーマンが演じています。


 下の写真が、3年ほど前の写真です。いい感じに年齢を重ねていますね。


 最後に感動するって類のヒューマンドラマじゃないですが、ささやかな痛快さが心地よい映画です。若い頃、見た時はそれほど感動はしなかったのですが、今見るといい映画だなって思いました(^^)v


古民家で甘酒

2019年03月31日 23時43分00秒 | 歴史

今日の午後から大阪で会議だったので、朝一に香川から出かけました、すこし余裕があったので、ちょっと寄り道しちゃいました。以前から気になってた、週末だけ空いてる古民家カフェに行ってみました。

コーヒーを飲もうと思ってたのだけど、メニュー見てたら甘酒あったので、久し振りに甘酒いただきました。歴史を感じさせる建物で甘酒、なかなか良いのでは(^^)