おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

旧毛馬第一閘門

2022年12月21日 23時51分08秒 | 重要文化財
旧毛馬第一閘門は、明治40年に設置されています。明治時代、淀川は大規模な洪水が頻発していたため、明治29年から明治政府が淀川改修工事を開始しました。毛馬地区ではこれより下流に新淀川を開削し、流水を直接大阪湾に流し、分岐点には第一閘門(明治40年)と洗堰(明治43年)を設置しました。洗堰により旧淀川(現在の大川)に流れ込む水量を調節し、第一閘門により船運の利便を図りました。現在は新しい閘門に役目は引き継がれていますが、旧閘門は重要文化財として保存整備され公開されています。






日本橋【東京都中央区】

2017年02月25日 22時57分45秒 | 重要文化財
 東京都中央区の日本橋は、日本の道路網の起点となっている場所です。日本橋を始点としている国道は、1号線[終点:大阪市]、4号線[終点:青森市]、6号線[終点:仙台市]、14号線[終点:千葉市]、15号線[終点:横浜市]、17号線[終点:新潟市]、20号線[終点:塩尻市]となっています。江戸期においても、5街道[東海道・日光街道・奥州街道・中山道・甲州街道」の始点となっています。まあ、東京[江戸]が政治の中心として機能してから、生活や経済の起点としての役目を担っていたのだと思います。


 そんなこんなの日本橋ですが、現在の日本橋は、明治44年(1911)に完成した石橋です。長さは49m、幅は27mで、米本晋一による設計です。推定寿命は1000年だそうです。国の重要文化財にも指定されています。


 青銅製の彫刻も素晴らしく、東京美術学校による政策だそうです。




 しかし、首都高速道路がとても邪魔です。とても美しい橋なのに、なんかもったいない。訪問したのが夕方で、写真撮ってる最中に照明が点灯したのですが、なんかいい感じ。





旧矢掛本陣石井家住宅【岡山県矢掛町】

2017年01月06日 21時43分04秒 | 重要文化財
 岡山県矢掛町は、江戸期において旧山陽道の宿場として賑わっていた町です。当時の本陣と脇本陣が今も残っていて、どちらも国の重要文化財に指定されています。その本陣である「石井家住宅」に行ってきました。




 主屋は江戸末期ごろの建物で、桁行21.4m、梁間9.0mの規模となっています。石井家は、代々酒造業を営んでいたようで、主屋の奥には酒蔵も残っていました。本陣として利用されていた部分は、大名が使用する上段の間を見学することが出来るようになっていました。






 なかなか見ごたえのある建物でした。

丸亀城大手二の門と天守【香川県丸亀市】

2016年10月08日 23時18分46秒 | 重要文化財
 丸亀市のシンボル丸亀城です。大手門の正面から撮影した写真ですが、大手二の門と天守を望むことが出来る、好きなポイントのうちの一つです。


 こじんまりとしたお城ですが、石垣を含めたプロポーションは、とても美しいものだと思っています。11月になれば、少し色づく樹木もあったりして、それはそれでささやかに綺麗になります。
 丸亀に来られた際には、是非立ち寄ってみて下さいね。

丸亀城【香川県丸亀市】

2016年08月29日 23時01分53秒 | 重要文化財
 丸亀市のシンボルでもある丸亀城天守は、江戸時代の建物が今も現存してて、国の重要文化財にも指定されています。


 三層の小さな天守閣ではありますが、日本一の高さを誇る石垣を含めた姿は、とても美しいものであります。桜の季節の天守閣も良いですが、夏の緑と白壁のコントラストもなかなか良いものです。
 丸亀にお越しの際には、是非とも天守閣まで登ってみて下さい(^^)v

金刀比羅宮旭社【香川県琴平町】

2016年05月13日 23時14分18秒 | 重要文化財
 香川県琴平町の『金刀比羅宮』内で重要文化財に指定されている「旭社」です。天保8年[1837]に金堂として建立された建物です。


 高さ約18mで、銅板葺の総造二重入母屋造で、上層の屋根裏から建物の側面に至るまで巻雲や鳥獣、人物、花卉などの巧みな彫刻が施されています。


 旭社の御祭神は、天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神です。


 金刀比羅宮本殿への参拝は石段を785段上がらなければいけません。この旭社は628段上がったところにあるのですが、大きくて立派な建物なので、本宮だと勘違いして今うかもしれませんが、本宮へはまだ150段ほど上がらなければいけません。


 本宮への参拝を終えた後、下りの階段は旭社の横へ降りてくることになるので、帰りにじっくりと見学してみて下さい。

築地本願寺【東京都中央区】

2016年03月01日 22時44分37秒 | 重要文化財
 東京都中央区築地の『築地本願寺』です。浄土真宗本願寺派の寺院なのですが、古代インドの様式を取り入れた外観の寺院です。設計は、明治から昭和にかけて活躍した建築家・伊東忠太です。仏教の発祥はインド方面なので、原点を追い求めていけばそうなるのだろうけど、一般的な寺院の様式とはまったく異なる斬新なもので、竣工した時にはサプライズだったのだろうと思います。


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】

 関東大震災で失われた本堂の復興事業として、1931年に起工し1934年に竣工しました。関東大震災で東京はかなりの部分を焼失したことから、鉄筋コンクリートにて計画されたものだと思います。

 平面構成は伝統的な真宗の形式を取りこんでいますが、外陣は椅子席となっていたり、ステンドグラスが採用されていたりして、教会風でもあります。


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】

 階段の擬宝珠も面白いです。


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】


【築地本願寺本堂|2016年2月19日|Lumix DMC-GX1】

 本堂は重要文化財に指定されています。

東光寺木造薬師如来坐像【香川県丸亀市[本島]】

2015年10月08日 22時25分01秒 | 重要文化財
 本島の東光寺は、真言宗の寺院です。平安時代の薬師如来座像があって、国の重要文化財に指定されています。


【木造薬師如来坐像|2015年8月29日|Canon EOS 50D】


【木造薬師如来坐像|2015年8月29日|Canon EOS 50D】


【木造薬師如来坐像|2015年8月29日|Canon EOS 50D】


【木造薬師如来坐像|2015年8月29日|Canon EOS 50D】

 不動明王と毘沙門天が脇を固めています。こちらは鎌倉中期の作になります。


【不動明王|2015年8月29日|Canon EOS 50D】


【毘沙門天|2015年8月29日|Canon EOS 50D】


【毘沙門天|2015年8月29日|Canon EOS 50D】

 仏像は、まとめて収蔵庫におさめられています。


【その他仏像|2015年8月29日|Canon EOS 50D】


【その他仏像|2015年8月29日|Canon EOS 50D】