おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

白峯寺の紅葉

2023年11月26日 23時16分38秒 | 神社仏閣
先日、ヘリテージ系の講座会場が白峯寺だったので参加してきました。丁度紅葉の真っ盛りで、赤く染まった中に建つ堂宇がとても綺麗でした。写真の建物は薬師堂です。江戸後期の建物で重要文化財に指定されています。


賀茂神社本殿

2023年11月23日 22時50分43秒 | 神社仏閣
三豊市仁尾町の賀茂神社の創建は、社伝によると応徳元年(1084)となっています。山城国(京都府)の上賀茂神社の御祭神「賀茂別雷大神」を御分霊し、当初は津多島(現仁尾町大蔦島)に奉祭されていました。観応二年(1351)に四国管領・細川顕氏により現在に地に移されています。本殿は、慶長13年(1608)建立となっていました。その年代だと生駒期にはなるのですが、資料には、丸亀藩主京極高或による社殿造営(元禄十二年・1699)という記載もあるようです。




賀茂神社注連柱

2023年11月22日 23時26分24秒 | 神社仏閣
三豊市仁尾町の賀茂神社の注連柱は特異な形状をしています。注連柱とは、鳥居の原型といわれる石柱で、注連柱の内側が聖域であることを示すもので、石柱は切石が立てられていることが多いのかと思います。ここ賀茂神社の注連柱は、自然石が立てられています。もともとは詫間町の鴨の越の入江にあって、漁船の通行の邪魔になっていたものを、神社境内に運び立てられてものになるそうです。


岩屋寺 山門と仁王門

2023年11月12日 23時58分09秒 | 神社仏閣
岩屋寺境内への入口は二か所あります。一つは山門(上の写真)で、もう一つは仁王門(下の写真)になります。参拝用駐車場が境内東側の県道近くにあり、ここから境内まではかなり登らなければたどりつけないのですが、その道中に現れるのが山門になります。昭和9年(1934)の建築になります。遍路道だと仁王門が境内入口になります。こちらは、寛政2年(1790)の建築です。
岩屋寺は明治31年(1898)の火災により、ほとんどの堂宇と寺宝が焼失していますが、仁王門は焼失をまぬがれた建物のうちの一つにあたります。久万高原町指定の有形文化財となっています。


山門


仁王門

岩屋寺 本堂

2023年11月11日 05時04分44秒 | 神社仏閣
岩屋寺の本堂です。竣工は昭和2年(1927)です。本堂右に梯子がかけられていて法華仙人窟跡へ登ることができます。まあまあ怖かったですが、登ってみました。本堂の屋根レベルくらいの高さになりますが、風景を楽しむことが出来ます。





岩屋寺 不動明王像

2023年11月09日 23時42分56秒 | 神社仏閣
岩屋寺本堂へ向かう参道途中にある不動明王像です。寺伝によると、空海が不動明王の木像と石像を刻み、木像は堂宇を建立して本尊として安置、石像は奥の院の岩窟に祀って秘仏とし、岩山全体を本尊としたとあります。本堂の不動明王像は秘仏となってて見ることは出来ませんが、参道途中の不動明王像は目にすることが出来ます。なかなか迫力のある像でありつつも端正な姿をしてました。



東大寺二月堂

2022年09月07日 22時50分56秒 | 神社仏閣
お水取りで知られている二月堂です。創建は奈良時代で、現在の建物は寛文9年(1669)の再建で、国宝に指定されています。「お水取り」は正式には修二会といい、8世紀から連綿と継続されている宗教行事になります。二月堂は、この修二会行事に特化した空間構成となっていて中世の雰囲気を色濃く残している建物でもあります。平面規模は正面7間、奥行10間、寄棟造、妻入り、本瓦葺きです。


東大寺創建時伽藍模型

2022年09月04日 23時08分44秒 | 神社仏閣
東大寺大仏殿内に展示されている東大寺創建時伽藍模型です。明治42年(1909)に日英博覧会に出展されたもので、伊藤忠太・関野貞の監修、天沼俊一の設計だそうです。創建時には七重塔が2基あったことが記録に残っていて、高さは100mを越えてたと推定されています。高層建築がなかった当時は、巨大な廬舎那仏増と建物に人々は衝撃を受けたのだろうなって思います。


東大寺盧舎那仏像

2022年09月03日 23時24分02秒 | 神社仏閣
奈良の大仏として知られる東大寺盧舎那仏像です。天平15年(743)聖武天皇により造像が発願され、天平勝宝4年(752)に開眼供養会が実施されています。像の高さ約14.7m、基壇の周囲70mで、頭部は江戸時代、体部は大部分が鎌倉時代の補修であるが、台座、右の脇腹、両腕から垂れ下がる袖、大腿部などに一部建立当時の天平時代の部分も残っています。


三猿

2021年01月06日 22時34分27秒 | 神社仏閣
 俗に「見ざる、言わざる、聞かざる」と呼ばれている「三猿」は、眠り猫とともに日光東照宮を代表する彫刻です。左甚五郎の手によるものと伝えられています。


 「見ざる、言わざる、聞かざる」という語呂から、日本が三猿発祥の地と思われてる方も多いとは思いますが、3匹の猿というモチーフ自体は古代エジプトやアンコールワットにも見られるもので、シルクロードを伝わって中国を経由して日本に伝わったという見解もあるようです。
 『論語』にも「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、 非礼勿動」(礼にあらざれば視るなかれ、礼にあらざれば聴くなかれ、礼にあらざれば言うなかれ、礼にあらざればおこなうなかれ)という一節もあります。
 おそらくは、中国留学した修行僧が持ち帰った思想が日本で深化し、具現化していったものなのではないかと考えています。
 ちなみに、タイでは三猿ではなく、四猿なるものもあるようで、股間を隠して「せざる」、また鼻を隠して「臭わざる」というモチーフもあるそうです。

讃留霊王神社【香川県丸亀市[旧飯山町]】

2017年01月27日 23時14分36秒 | 神社仏閣
 丸亀市飯山町下法軍寺に『讃留霊王神社(さるれおじんじゃ)』と呼ばれる小さな神社があります。祭神は武殻王(たけかいこおう)です。
 武殻王は何者かというと、日本武尊(やまとたけるのみこと)の息子になるそうです。その武殻王が讃岐を支配し、讃留霊王と呼ばれるようになります。
 本殿の横からとった写真ですが、本殿後方に古墳があるのがわかると思います。その古墳が讃留霊王です。


 本殿は、後方にも扉があって、扉を開けることで、古墳をご神体として祀る形式になっているようです。


 香川県には数多くの古墳がありますが、被葬者が分かっているものは少ないようです。

 でも『讃留霊王』のことは知らない方が多いと思います。わたしもこの神社に行くまでは知らなかったです。以下に讃留霊王伝説を転載します。

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 西暦九十二年景行天皇の頃、土佐の海にエビのような姿の大魚が現れて、船や人を飲み込み、暴れていました。それを知った景行天皇は日本武尊(やまとたけるのみこと)にその悪魚退治を命じましたが、日本武尊は自分の息子の霊子(武殻王・たけかいこおう)にその役目を命じるように天皇に進めます。悪魚退治を命じられた武殻王はさっそく土佐に向かいますが 、大魚は讃岐の国へ移動していました。大魚を追いかけて讃岐にやってきた武殻王は、船を作り兵士を集め、いよいよ大魚との戦いが始まりました。しかし大海を自由に泳ぎ回る大魚に、ついに武殻王ののった軍船は飲み込まれてしまいます。大魚の腹の中で魚の毒気にあてられてぐったりしている兵士達の中、武殻王だけは元気で、何とか大魚の腹の中から脱出する術を考えます。そして火をたくことを思い付き、火に焼かれてもがき苦しむ大魚の腹を切り裂いて、ついに脱出に成功します。武殻王の乗った大魚の死骸は福江の浜(坂出市福江町)に流れ着きました。しかし兵士達は皆魚の毒気により、半死半生です。そこへかめに入ったきれいな水を持った子供があらわれ、武殻王に差し出しました。武殻王はそれを飲んでみて、その甘くておいしいことに驚きました。武殻王はその水を兵士達にも飲ます為に、その水のある場所に案内してもらいました。そして兵士達は皆その水を飲んで元気を取り戻したのでした。武殻王に水を持ってきたのは、横潮明神という神様で、兵士達80人が蘇ったということで、その清水は八十場(八十蘇)の清水と名付けられました。大魚の亡骸は魚御堂をたてて供養しました。
 さて景行天皇に大魚退治を認められた武殻王は、褒美として、讃岐の土地を与えられ、城山に館を構え、讃留霊王となります。つまり讃岐に留まる霊王という意味です。
 晩年、海の見える館に住むことがいやになった讃留霊王は、城山から矢を放って、海の見えない新しく館をたてる場所を探します。矢が突きたったのは、東に城山、南に象頭山の山並、西に善通寺の山々、北に飯野山のある、広々とした、讃岐平野の真ん中でした。しかし矢の突きたったところはまだかすかに海が見えていました。そこでその矢の突きたった場所から少し北によった所に新しい館を構えることにしました。その場所は古代寺院法勲寺跡と伝えられています。
 矢の突きたった石はその後は矢塚と呼ばれ、大切にお祀りされました。しかし現在は道路拡張工事の為、矢塚は讃留霊王神社境内に移されています。
 その後、讃留霊王は百二十四歳まで長生きし、その亡骸は現讃留霊王神社境内にある讃留霊王古墳におさめられたといわれています。 讃留霊王神社ではその古墳を御神体として、今も地元の人々にあがめられています。


八坂神社【高知県大豊町】

2016年01月11日 22時44分50秒 | 神社仏閣
 昨日の投稿記事に書いた「杉の大杉」は、八坂神社の境内にあるのですが、その八坂神社は須佐之男命を祭神とする神社です。地域の神社って佇まいなのですが。。。


【八坂神社|2015年12月20日|Canon EOS 50D】

 拝殿の虹梁に彫られている巻龍がとても力感があって素晴らしいのです。


【八坂神社 拝殿龍の彫刻|2015年12月20日|Canon EOS 50D】


【八坂神社 拝殿龍の彫刻|2015年12月20日|Canon EOS 50D】


【八坂神社 拝殿龍の彫刻|2015年12月20日|Canon EOS 50D】

 拝殿前の狛犬です。直方体の辺を顔の中心とした、エッジの立っている狛犬です。


【八坂神社 狛犬|2015年12月20日|Canon EOS 50D】


【八坂神社 狛犬|2015年12月20日|Canon EOS 50D】

 こちらは、摂社がおさめられている建物です。


【八坂神社|2015年12月20日|Canon EOS 50D】

 摂社にも立派な龍が彫られています。


【八坂神社 摂社|2015年12月20日|Canon EOS 50D】

 こちらは、自然石の恵比寿さんです。日本一との表示がありました。


【八坂神社 自然石恵比寿|2015年12月20日|Canon EOS 50D】


尾鷲神社【三重県尾鷲市】

2015年11月25日 22時06分54秒 | 神社仏閣
 古くから「尾鷲の総氏神」として親しまれている尾鷲神社は、道にはみ出すほど大きな楠が存在感を出している神社です。


【尾鷲神社|2015年11月15日|Canon EOS 50D】

 先日紹介した馬越峠を越えて尾鷲に降り立った先に鎮座する神社です。祭神は武速須佐之男命でしたが、明治8年に、旧浦村の氏神社を合祀し、22柱となっています。という事情で、祭神としては以下のようになります。「武速須佐之男命、櫛御氣野命、大山祗神、猿田彦神、應神天皇、若狭姫尊、菅原道眞、火之迦具土神、大物主神、國之常立尊、宇迦之御魂神、彌都波能賣神、天之忍穂耳命、天之菩卑能命、天津日子根命、熊野久須比命、活津日子根命、多岐理毘賣命、市寸嶋比賣命、多岐都比賣命、級長戸邊命、事代主神」


【尾鷲神社|2015年11月15日|Canon EOS 50D】


【尾鷲神社|2015年11月15日|Canon EOS 50D】


【尾鷲神社|2015年11月15日|Canon EOS 50D】


【尾鷲神社|2015年11月15日|Canon EOS 50D】


【尾鷲神社|2015年11月15日|Canon EOS 50D】


【尾鷲神社|2015年11月15日|Canon EOS 50D】


【尾鷲神社|2015年11月15日|Canon EOS 50D】

 神社と言えば地酒が奉納されてるから、その土地銘柄をうかがい知ることが出来ます。


【奉納されている清酒|2015年11月15日|Canon EOS 50D】

 冒頭でも触れたのですが、大楠の存在感が凄かったです。樹齢は1000年以上と推定されてて県指定の天然記念物となっています。


【尾鷲神社の大楠|2015年11月15日|Canon EOS 50D】


【尾鷲神社の大楠|2015年11月15日|Canon EOS 50D】


【尾鷲神社の大楠|2015年11月15日|Canon EOS 50D】

二見興玉神社【三重県伊勢市[旧二見町]】

2015年11月20日 22時00分12秒 | 神社仏閣
 昨日のブログにも少し触れたのですが、伊勢神宮に参拝する前には、二見浦で禊(みそぎ)を行ってから外宮・内宮へとお参りするのが、正式な「お伊勢参り」だそうです。祭神は猿田彦(さるたひこ)大神と宇迦御魂(うかのみたま)大神です。ここ二見興玉神社では、宇迦御魂大神を伊勢神宮外宮の豊受大神の別名としているようです。


【二見興玉神社拝殿|2015年11月15日|Lumix DMC-GX1】


【二見興玉神社本殿|2015年11月15日|Lumix DMC-GX1】


【二見興玉神社鳥居|2015年11月15日|Canon EOS 50D】

 猿田彦大神は天孫降臨の際に高天原と豊葦原中津国(あしはらのなかつくに)の間の道案内を務めたことから、「道開きの神」といわれています。猿田彦大神の神使が蛙であったことから、境内には無数の蛙像が並んでいます。「無事に帰る」「貸した物が還る」「お金が返る」の「カエル」を掛けた 験担ぎの意味合いもあるようです。手水舎にも蛙です。


【二見興玉神社の蛙|2015年11月15日|Lumix DMC-GX1】


【二見興玉神社の蛙|2015年11月15日|Lumix DMC-GX1】


【二見興玉神社の蛙|2015年11月15日|Lumix DMC-GX1】


【二見興玉神社の蛙|2015年11月15日|Lumix DMC-GX1】