おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

彦根城天守

2022年08月31日 23時08分17秒 | 建物
現在の彦根城天守の完成は慶長12年(1607)だと考えられています。構造的には通し柱を設けず、各層ごとに積み上げた3重3階建てとなっています。外観は切妻破風・入母屋破風・唐破風を複雑に組み合わせ、2・3階には花頭窓、3階には高欄付の廻縁が設けられ、かなり外観意匠を意識したものとなっています。昭和32年に行われた解体修理の際に建築材料を調査した結果、もともと5階4重の天守を移築したものであることが判明しています。文献等によると大津城の天守を移築したものではないかと考えられています。
個人的には正面からじゃなく少し斜め横くらいから見た姿が美しいと思っています。


彦根城天秤櫓

2022年08月30日 23時04分46秒 | 建物
重要文化財に指定されている彦根城の天秤櫓です。廊下橋を中心に左右に櫓が並ぶ姿からそう呼ばれています。長浜城大手門を移築したと伝えられています。大手門的な用途だとして考えると、鉄砲挟間や石落としなど防御的要素がないのが不思議な感じがしますが、それがすっきりとしたデザインとなっている要素なのかな?





大津市旧大津公会堂

2022年08月29日 22時50分56秒 | 建物
昭和9年(1934)に「大津公会堂」として建てられた建物です。建築面積は340㎡、構造は鉄筋コンクリート造、階数は地下1階・地上3階建てとなっています。外壁はスクラッチタイル貼り、1・2階は縦長窓、3階は半円アーチ窓となっています。丸窓でアクセントをつけています。なかなか格調ある建物で存在感がありました。名称や用途を変えながら現在は「大津市旧大津公会堂」として、1階をレストラン、2階を集客交流・まちづくり拠点施設として、観光客や市民が交流できるスペースとして活用されていました。平成23年(2011)に国が有形文化財として登録されています。


アスパラうどん

2022年08月28日 22時30分33秒 | うどん
丸亀市綾歌町岡田西にて店を構える『あやうた製麺』で「アスパラうどん」を食べてみました。うどんの上にぶつ切りにしたアスパラをのっけたシンプルな構成のうどんに、醬油とガーリックオイルをかけていただきます。うどんにガーリックオイルという初めて体験する組み合わせではありましたが、美味しかったです。ただガーリックオイルが口に残るので、食後に打ち合わせはできないかもですよ。ちなみに香川県のブランドアスパラ「さぬきのめざめ」は、太くて柔らかく甘みが強いことで全国的に人気が出てきてるそうです。




琵琶湖ホテル

2022年08月27日 23時15分44秒 | 建物
滋賀県大津市浜松の琵琶湖ホテルです。基本デザインはシーザー・ペリ、実施設計は竹中工務店、竣工は平成10年(1998)です。規模は12階建て、客室は175室となっています。配色に特徴がある建物です。





ガチョウさん

2022年08月26日 23時25分31秒 | 街の風景
大津港近くの岸壁親水部分にいてた「ガチョウ」さんです。普段目にすることがなく、動物園なんかで見かけることが多いガチョウさんがいてたのでちょっとビックリでした。結構、にぎやかなんですね。


滋賀県立琵琶湖文化館

2022年08月25日 23時57分49秒 | 街の風景
大津湖岸なぎさ公園からみた『滋賀県立琵琶湖文化館』です。開館は昭和36年(1961)ですが平成20年(2008)からは休館となっています。新しい施設の計画が進行しているようです。


猿沢池

2022年08月24日 22時51分44秒 | 街の風景
南都八景のひとつでもある「猿沢池」です。
猿沢池には七不思議があって、①澄まず②濁らず③出ず④入らず⑤蛙はわかず⑥藻は生えず⑦魚が七分に水三分、だそうです。魚が七分に水三分の意味がよくわからないですが。。。。
下の写真は、南側から撮影したものですが、本当は猿沢池の背後に興福寺の堂宇を望むことが出来る東側から撮影するのが正解だったのかなと少し悔やんでます。



ヤノベケンジの 《SHIP’S CAT》

2022年08月23日 22時58分02秒 | 街の風景
瀬戸内国際芸術祭2022県内連携事業「おいでまい祝祭2022」にて「丸亀町Green」けやき広場にて展示されている現代美術作家ヤノベケンジ氏作の 《SHIP’S CAT》です。11月6日まで展示されています。


ニジマス

2022年08月22日 23時40分49秒 | 生き物
日本の中部地方から北の方で養殖されているニジマスは、明治10年(1877)にアメリカのカリフォルニア州から移入されたのが最初になります。北海道では、個体の一部が自然状態で定着した外来種ともなっているようです。生産量の多い県トップ3は、静岡県・長野県・山梨県となっています。


一鶴のとりめし

2022年08月21日 23時21分19秒 | グルメ
一鶴といえば「骨付鳥」が頭に浮かぶのですが、「とりめし」も好きです。味のしっかりした骨付鳥にくらべて、薄味のとりめしがうまく調和してくれるんですよね。薄味といってもとりの旨味はしっかりとしてますよ。


法隆寺中門金剛力士像

2022年08月20日 23時45分35秒 | 寺院
法隆寺西院伽藍中門の金剛力士像は和銅4年(711)に造られた塑像です。高さは阿形3.79m、吽形3.78mです。重要文化財に指定されています。吽形の方は、室町期に体躯の大部分が木造に補修されています。




法隆寺西円堂

2022年08月19日 23時02分46秒 | 建物
法隆寺西院伽藍の北西部少し小高いところに建っている西円堂です。法隆寺境内の中では比較的新しい部類になる建物ですが、鎌倉期の建長2年(1250)に建てられた約800年程前の建物になります。国宝に指定されています。東院の夢殿と同じように八角円堂ですが、西円堂には一間向拝が付けられています。





法隆寺西院伽藍

2022年08月18日 23時40分06秒 | 建物
法隆寺西院伽藍です。寺院の伽藍配置は時代とともに変遷していってます。順番としては、飛鳥寺→四天王寺→法隆寺→薬師寺→東大寺→大安寺→・・・・というふうに考えられています。法隆寺は中門から大講堂を結ぶ軸線の右側に金堂、左側に五重塔を配置されています。下の写真は大講堂側から写した写真なので逆になっていますが、中央部に写っている中門から大講堂を見ると逆になります。金堂と五重塔など西院伽藍の建物は、すべて国宝に指定されています。






法隆寺

2022年08月17日 23時41分08秒 | 寺院
法隆寺は、奈良県生駒郡斑鳩町に位置します。斑鳩は生駒山地の南端に位置し、大和川で河内国とつながる交通の要衝でもありました。国宝・重要文化財の建造物が多数あり文化財の宝庫でもあります。また、平成5年(1993)に「法隆寺地域の仏教建造物」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)の構成遺産でもあります。
「日本書紀」に聖徳太子(厩戸皇子)が推古9年(601)この地に斑鳩宮の建造に着手し、推古15年(605)に移り住んだとの記載があります。現在の東院付近が斑鳩宮の所在地だと考えられています。この斑鳩宮に接して建立されたのが斑鳩寺、現在の法隆寺です。天智天皇9年(670)に法隆寺が全焼し、現存する法隆寺はその後に再建されたものになります。法隆寺資財帳に持統7年(693)に法隆寺で仁王会が行われたとの記載があることから、少なくとも伽藍の中心であった金堂は完成していたのではないかと考えられています。また資財帳に和銅4年(711)に五重塔初層安置の塑像群や中門安置の金剛力士像が完成との記載があり、この頃までには五重塔、中門を含む西院伽藍全体が完成していたと考えられています。
下の写真は、西院伽藍を南から見た姿で、写真中央が中門、その左後方に五重塔、右後方に金堂の屋根が少しだけ見えています。