めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

各地名産を食べて

2014-03-10 17:21:18 | 地域振興

昨日の日曜日、渋谷へ出かけたついでに、ブラブラと
代々木公園の方に足を進めました。
毎週日曜日には何だかの催し物が公園周辺で有り、
特別の用事が無いときは、ゆっくりと散歩を楽しみます。

この日は全国から沢山の有名物産が集まり、県別に
その地の美味しいものや珍しい物品が並んでいました。
特に、明後日は東日本大震災から3年が経つ事もあって
東北の物産を並べるブースは沢山の人だかりとなりました。

狭い日本とはいえ、まだ知らない食べ物やお土産品が数多く
並べられ、一つ一つゆっくりと賞味してみたいほどでした。
途切れなく覗き込む人々に、手に取ってみる事も出来ないくらい
盛況なお店もありましたが、よく見てみると、思ったよりも
売れていないのが現状の様でした。

物珍しさも手伝って、沢山の人々が興味深げに手に取るものの
飛ぶように売れると言う状態ではありませんでした。
我々と同じく、ちょっと摘まんで味わっては次の店へと
移っていく人々が殆どで、沢山のお土産を買っている風景は
殆ど見られませんでした。

我々は時期的にも地震で被災された県の事が気になりますが、
よく考えてみると、日本中の生産者が今の不況下の中で
苦しんでいるのです。公園の一角で大量に販売する事ではなく
故郷の食文化や街の素晴らしさを知ってもらおうとしている様に
思えました。

地震のみならず、日本中が毎年多くの災害に見舞われ、
沢山の地域が苦境にあえいでいるのが現状と思われます。
立ち並ぶ各県の名産を通して、その土地土地の生活
文化に興味を持つことが、地域の活性に繋がると思うと
こういったフェティバルの意味は大きいのではと思えました。



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