めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

共に幸せに生きるには

2014-01-18 15:44:49 | 高齢化社会

息子の引っ越しも一段落付き、親子三人の新生活が
まだ慣れないながらも動き始めた。
以前と比べて格段に騒がしくなったのだが、
数年前と同じ状態だから、しばらくすれば上手く
回転していくのではないだろうか。

しかしながら、入ってきた荷物に対して、処分できた
私達の物品はあまりにも少ない。
つまり、我が家の空間が著しく狭くなってしまったのだ。
少しづつ片付けるとは言っても、息子は仕事が忙しく
山積みにされた段ボールの箱を処分していくには
休みがなかなか取れそうもない。

息子の為にとかなり荷物を減らし、最初に引っ越してきた頃
広さを感じた位スペースを開けたのに、持ってきたベッドも
テーブルも置けず、挙句の果てには、荷物の間に挟まって
畳一畳もない所で布団を圧縮して寝ている。
妻に至っては、急に早朝から食事を作り、さらには
お弁当まで作ることとなってしまった。

とは言うものの、働き盛りの息子が住むようになると
家の中に活気が沸くものだ。自分たち居住スペースは
かなり狭くなったものの、家族としての絆が強まり
安心感と共に未来への意欲も高まって来た。

少子化が叫ばれる昨今、街を歩けば年寄りが目立つ。
都心の繁華街を歩けば、多くの若者が行き交っている。
だが、この何百倍もの高齢者が未来に不安を抱きながら
毎日を送っている。

だが、第一線を退いても、できるならもう一度働きたいと
思っている人も多い。定年退職してもまだまだ現役で
働ける能力のある高齢者は日本中に溢れている。

若者と高齢者が一緒に働ける社会が欲しいものだ。
お互いの立場を理解していくような会社や組織が
日本中に多くなれば、若者と高齢者の絆も深まり
わざわざシルバーシートを作らなくてもいい社会に
変わっていくのではないだろうか。



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