めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

嵐の前の荒食い

2014-10-13 19:10:04 | 大自然

嵐の前の荒食い、という言葉が有ります。
これは嵐が近づいてくると、魚が沢山釣れると言う意味です。

釣りをしていると、様々な気象条件に振り回されます。

知らない人は、仕掛けに餌を付ければ釣れると思ったり、
のんびりとした人がする趣味と思ったりしますが、
実は、釣りをする人は、非常に繊細で神経質でないと
沢山の魚は釣れないのです。

特に、最近の魚達は、沢山の人が釣りに来る事も有って

非常に敏感で、物音や光や、天候異変に敏感で、
様々な条件を考えないと、思ったようには釣れません。

先日、潮の状態も良かったので、行きつけの釣り場に

久し振りに行ってきました。
私の釣りは、岸壁から、細い糸と小さな仕掛けを海底の落とし
魚と駆け引きをしながら釣る脈釣りと言う釣りです。
船で海に出たり、仕掛けを遠くに投げたりしないで釣るので
都会の海でも釣ることが出来のです。

もうすぐ台風がやって来ることもあって、魚達は海の異常を感じ

荒食いをすると読みました。
2m程の竿に、小さなリールを付けて、岸壁の真下に餌を落とし
魚を誘います。
魚達は、岸に着く貝や虫を求めてやって来るので、
彼らの鼻先に、餌が水面から落ちてきたように演出します。

この技術が難しく、人の気配があると全く釣れません。

昨日は、少し海にうねりが有り、少し水面がざわつく
絶好の釣り日和です。
周囲で普通に釣っている人たちは全くアタリは有りませんが、
慣れてくるとピンポイントで釣る事が出来るのです。

夕方から夜まで、3時間ほどの間に、オカズになる魚を

何匹か釣る事が出来ました。
塩焼きにすると美味しそうなアジと、煮つけに美味しいセイゴ
つまりスズキの子供、更にはメバルも釣れました。
今日は、今頃大荒れになってきているでしょうが、昨日は
久し振りに海からの贈り物に大満足でした。





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