昨日は、比較的早い時間に座っていた。
ところが、吐く息が続かなかった。
落ち着かなままとにかく100回を数えて、お粗末な坐り方となった。
本日は、打って変わって、実に静かにゆっくり吐くことができるのだ。
30回を数えるころには、おへその真後ろ、野口三千三先生命名の「そへ」への意識が芽生えた。
すると背骨全体が姿を現してくれた。
盆のくぼ・そへ・恥骨の中心、それら3点を同時に感じることができて、さらに背骨のつながりが明確になってくる。
からだへの意識が持てると、なぜか吐く息が定まってくる。
襖を閉め、南側の雨戸も締め切ったまま、東かがわの障子越しからだけ、柔らかな朝の光が入ってくる状態で坐っていた。
明るすぎず、暗すぎず、部屋に溶けけむ自分の存在を感じていたような気がしている。
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