羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

坐禅 ふたたび 十三日目・十四日目

2019年05月23日 10時06分38秒 | Weblog

昨日は、比較的早い時間に座っていた。

ところが、吐く息が続かなかった。

落ち着かなままとにかく100回を数えて、お粗末な坐り方となった。

 

本日は、打って変わって、実に静かにゆっくり吐くことができるのだ。

30回を数えるころには、おへその真後ろ、野口三千三先生命名の「そへ」への意識が芽生えた。

すると背骨全体が姿を現してくれた。

盆のくぼ・そへ・恥骨の中心、それら3点を同時に感じることができて、さらに背骨のつながりが明確になってくる。

からだへの意識が持てると、なぜか吐く息が定まってくる。

襖を閉め、南側の雨戸も締め切ったまま、東かがわの障子越しからだけ、柔らかな朝の光が入ってくる状態で坐っていた。

明るすぎず、暗すぎず、部屋に溶けけむ自分の存在を感じていたような気がしている。

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