羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

地球温暖化で東京は亜熱帯化? それでも旧暦では……

2009年10月25日 13時56分28秒 | Weblog
 最近になって落葉樹の葉が、しっかり紅葉しなくなった。
 例年、秋から初冬にかけて、欅、楡欅、楓、紅葉は、それぞれに色づいて、葉を落とす前に華やかな秋を楽しませてくれていた。
 ところが色づく前に葉が縮れて、生気の無い枯葉状態になっている。

 我が家は商店街から一歩入った密集した住宅地だが、風通しも日当たりも悪くない。
 確かに、どこの枝を切ってよいのかわからず放置状態だ。
 それでも水遣りと植え替えは欠かさずに行っている。
 父が亡くなって今年十二月で満七年になるが、ここ数年、ちゃんと色づくことがなくなってしまった。
 育て方が悪いのか、あるいは気温が以前とは変化し始めたのか、よくわからない。
 今年の夏は比較的冷夏だったが、それでもだらだらと夏が長かった。
 十月になってからも暖かい日が続いて、秋を感じるのは、昨日今日でしかない。

 つまり、暑い夏、朝晩の寒暖の差がしっかりある秋、しっかり寒さをもたらす木枯らしが晩秋から師走にかけて吹くという季節のメリハリがすっかり失われたような気がするが、そもそも自然は人智を超えているものと思う。
 
 さて、しかし、それはそれとして、毎年決まって旧暦で年賀状をくれる知人がいるが、日本の行事や季語や季節感は、地球温暖化がかまびすしく言われる昨今にあってもまだ‘旧暦’がよろしいかも、なんて思うこともあるのだが。
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