羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

写真撮影準備

2008年01月12日 11時51分05秒 | Weblog
 明日、写真撮影を行う予定になっている。
 いくつかの‘もの’を持っていくために、しばらく前からあれこれと準備してあった。それでも、前日になると、あれがなかった・これもなかった、と取り出してくる。

 それから絹の薄物にアイロンをかけた。
 それも丈が長い上に、薄いということで、最初のうちは戸惑っていた。
 アイロンの温度は「弱」ではじめたものの「やっぱり、もう少し強くしよう」と判断して、「中」にまで温度をあげてみる。これは正解だったようだ。
 1枚かけ、2枚かけ、5枚目の絹地は、10メートルはあるだろうか。しまってあったための折皺を伸ばすだけだが、結構気をつかうものだ。
 なれたころには御しまい。
 薄絹というのは、仕立てるが難しいといわれているが、確かに扱いに気をつかう。
 そのまま湿気を取るために掛けてある。これだけは、明日になってから出掛けにたたんで詰めることにしよう。

 そのほかに落としているものはないか、最終チェックは、朝日カルチャーのレッスンから戻ってからになりそうだ。

 体操の写真撮影が主なのだが、こうして‘もの’と関わって撮ることもあるわけで、そこが野口体操らしいところだ。
 こうした準備をしていると、野口三千三先生がご存命のころ、やはり写真撮影をしたときのことを思い出す。
 先生の緊張は、はたで見ていて大丈夫かと心配する。ところが時間が経過するうちになかなかの役者ぶりを発揮してくださった。そんなことを思い起こしながら、懐かしさから準備の手も止まる。

 さて、明日はお天気はいいらしい。きっといい写真が撮れること間違いない。
 こうして本が、一日、一日と出来上がっていく。
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