羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

2012年 今年よかったこと-1-商標登録完了

2012年12月24日 13時52分25秒 | Weblog
 本来なら昨年のうちに継続手続きをしなければならなかった「商標登録」だった。
 うっかりしていて期限がきれていたことに気づいたのは、今年の正月のことだった。
 前回は伯父に指導をうけて無事に登録をすませた。その伯父も亡くなって早10年が過ぎた。
 一人であらたに申請をして出来なくはないとは思ったが、不備があってはいけないと考え直し、撫明亭のご亭主である弁護士の近藤早利先生に弁理士事務所を紹介していただいた。

 7月に申請が許可されて、2ヶ月の開示期間に誰からも異議申し立てがなかったので、無事に商標登録10年が認められた。以前にもまして立派な証書が届けられた。なにより良心的な配慮をしてくれる事務所だった。

 今回はロゴマーク+文字(「自然に貞く からだに貞く 野口体操の会」)をひとつにまとめた形で登録できた。
 杉浦康平氏に寄贈いただいたロゴは、「鼎(貞の初文)」+「渦巻(野口体操の動きのイメージをあらわす)」が配置され、他に類をみない世界でたった一つの体操をあらわすのにぴったりのマークとして宝ものである。

 さて、来年の3月で、野口没後も15年を迎える。
 皆様のお蔭です。

 しかし、この間に、とりわけ最近になって縁の方々が鬼籍に入られたり大病をされたり、15年という歳月の重さを感じずにはいられない。

 忙しさに取りまみれて、魂をいれずに何事かを行う事があったりして、来年からはもっと大切に事に当たりたいと思っている。そうしなければせっかくのロゴマークにも申し訳ない。
 
 とはいえ野口を慕う人々の多くは健在だし、没後になって門を叩いてくださる方も絶えずいらっしゃることが嬉しい。

 キリスト教国は聖書に手をのせて誓う。これからはロゴマークに誓いをたてることにしよう、と2012年クリスマス・イブの今日、今、このブログを書きながら思った。
 もうしばらく野口体操のミッションを続けさせていただきたい。
 

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