野口体操の三種の神器
野口三千三先生から戴いたものたちです。
これらは、動きの原理を示すだけでなく、動きの質のイメージを豊かに彩ってくれるものです。
「鞭」は、免許皆伝の人に野口先生が自らつくってくださったものです。和釣竿の竹+足踏みミシンの皮紐+麻です。鋭い音がなるところは、麻の房状のところです。
「蛇」は、折り紙でつくられています。銀座の露店で見つけたものだそうです。おじいさんがつくって売っていたとか。後継者はいないことが勿体無い。再現しようと試みたことはありますが難しく、重ね重ね残念です。
木製の数珠です。これは「上体のぶら下げ」の時に、動きの基本を示すのに、どんな数珠よリも滑らかに動きを表すことができるものです。
さて、2月6日予定されている朝カルオンライン野口体操講座では、新しい試みをしたいと思います。若い方ならなんのことはないことでも、もうすぐ72歳の私としては、うまくいくことを祈っています。やってダメならご容赦いただこう。