羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

歳の初めに・・・・

2021年01月12日 10時35分50秒 | Weblog

オンラインレッスン お蔵スタジオ

 

1月10日は、朝カルオンライン野口体操講座レッスンをここから発信しました。

昨年の9月から毎月1回のペースで開いてきましたが、これで5回目になりました。

途中で回線がきれるとか、不安定になるとか、画像がフリーズすることもなく、毎回スムーズに配信できています。お陰様です。

10日の回は、私一人が画面に映る方法でした。始める前には自分の顔を見ながら話をすることに、どうなるのことかと心配でした。

内容の出来不出来は別として、抵抗感はまったくなく、あっという間に70分が経過しました。

翌日、参加者限定で1週間のYouTube配信を見せてもらいました。

ビデオ撮りで経験していることですが、動きに関してはもっとゆっくり大ぶりに動かないと、せかせかした印象になることに改めて気付かされました。映る角度にも工夫がいるようです。

野口体操chで経験していたにもかかわらずだったので、反省することしきり。

自分の姿、動き、話を見て聞くことができるのは、とてもいいことです。

野口三千三先生の授業記録を撮影して、ダビングしたものをご覧になっていただきましたが、先生がいちばん学んでいらっしゃったことを思い返しています。

「野口三千三授業記録の会」を始める前には、抵抗していらっしゃった野口先生でしたが、いつの間にか楽しんでいらっしゃったことも。

私も、オンラインでは一人で何もかもこなす体験を、70歳をすぎて楽しめるとは。コロナ前には思いもしないことでした。生きていると何がおこるかわからないと苦笑いをしつつも、野口先生の最後の10年間の心持ちを想像しています。

「自分(野口三千三)と記録づくりとどっちが大切なのかッ!」

往々にして、記録づくりに夢中になる私に、先生から強いお叱りの言葉を投げかけられたこも、今となっては懐かしい思い出です。

 

話がそれました。

次回のオンライン野口体操講座2月、3月は第1週目の土曜日に決まっています。

このときには『自然直伝』の8分のビデオを画面共有で見ていただきたい。野口先生の亡くなる半年前の「上体のぶら下げ」なども入っています。操作がうまくいきますかどうか?・・・・ちょっと心配。

かくして昨年3月に完成したお蔵スタジオは、今年も対面のレッスンはできそうになく、もっぱらオンラインのためのスタジオとして使うことになりそうな予感がしています。

人生最後の締めくくりに、野口体操を深める場として想定していたのですが、ものごとは思うようにならないのが常のようです。

それでも新しい研究方法としてのオンラインレッスンの場になってくれたら、と年頭に思いを新たにしているところです。

コメント
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