羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ろうそく一本くらいの焔

2020年12月04日 10時00分07秒 | Weblog

シロアリのおかげとは言いたくないが、およそ半年で蔵の1階の改装と2階の整理がついた2020年。

残してあった住まいの片付けに11月から取り掛かって、いちばん面倒なキッチンとそれに続く居間を残すのみとなった。

こちらは建て直して来年で16年目。

それ以来の片付けである。

なんとか年内に一定のメドをつけたいと思っている。

 

残された時間、残された仕事、少しでも順調に行うための段取りをつけるプレ準備である、と思って自分にハッパをかけているようなわけ。

到着地の様子は全く垣間見られないのだけれど、人生最後の坂の下を覗き込んで、そこに一歩踏み込むための片付けに違いない。

ある種の気概すら感じている。

やっておきたいことも、やれそうなことも、若いときと違って非常に狭められて、選ぶ苦労は全くないと言える寂しさはあるけれど、からだのうちにみなぎるものを感じている。ろうそく一本くらいの焔だけれどね・・・・。

年をとるのもまんざらではないねー、と思える年の瀬である。

コメント (2)
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