やすらぎの動き
野口体操では、目的効果をうたわない。
それはそうなのだけれど、効果はしっかりあります。
先日のこと、急に寒くなった日に無防備にしていたこともあって、身体が冷えてしまった。
特に足が冷たくて仕方がない。
そこで夕食の後片付けも終えて休息時間に、丁寧に野口体操を行って体を身体をあたためた。
それから入浴し、汗がひくのを待って就寝。
朝までぐっすり眠ることができた。
私の体験報告であります。
さて、ここまでの話と少しずれますが、一つの考えとして語録を紹介します。
野口三千三先生曰く
『からだを「ほどく(解・釈)動き」は、からだのオーバーホールであり、からだの裏(なか)の情報・物質・エネルギーの摂取・排泄を良くすることであり、「つながり・つたはり・とほり・まはり・めぐり・うつり・かはり・・・・」を良くすることである。それが「ちから」という働きよくする(強くする)ことにほかならない。』
「ちから」の「ち」は、霊・気・風・息・血・乳・道・地・方向・・・・
「ちから」の「から」は、つながり・つたはり・つぎつぎ・順々・ながれ・とほり・まはり・めぐり・・・・・。
こうした働きこそが健康をお約束する。
さぁーて、今夜も身体をあたためて、おやすみなさーい。