先週、6月に出版予定の『野口体操入門』の原稿を「あとがき」まで含めて添付ファイルで送信した。
第一章の三分の二以上を書き直したことになる。全部で400字詰め原稿で58枚強になった。それに加えて今回も佐治さんに写真の用意を数々していただいた。
12年前にアクティブ新書から上梓した時よりも、枚数が増えることになりそうだ。
野口三千三生誕百年の対談を、一昨年からはじめて、1年半ほどの間に新しく手に入った資料もあって、それらを活かして、戦争末期から戦後にかけての足跡を追う内容に変更した。(しんどかった)
かれこれ20年ほどまえ、はじめて「砂の息」と題して柏樹社の月刊「柏樹」に載せてもらった。短いものだったが、書いたものが活字になる嬉しさから、自分なりに集中し精魂込めて書いた記憶がある。その当時のことを思い出した。
それから1996年に『野口体操 感覚こそ力』を同じ柏樹社から、それを機に10年間で単著と共著で6冊ほどの野口体操本を書かせてもらった。
2008年『マッサージから始める野口体操』が2012年にちくま文庫に入った。この時は「まえがき」を書き足すだけだったが、今回はまとめて書く枚数が増えた。
久しぶりである。
2月から3月にかけて、殆どの時間、書くことに専念した。出来映えのほどは別として、これほど書くことに集中したのは久しぶりのことだ。
一昨日まで、毎日のこと編集の方とメールでやり取りしていたが、これでゲラ校正までほぼ手を離れたせいか、腑抜け状態の観は否めない。否、腑抜けです。
10日もすると66歳になる。年だろうか。この冬から初春にかけて、何かはしていたが、書くこと以外にできない状態だった。書くエネルギーは、相当に使うことを改めて実感した。
というわけで、ブログも休みがちになってしまった。
気がつくと、三月も末。
野口先生没後17年、祥月命日は明々後日に迫っている。いよいよ18年目に入る。
ここまで継続できたことに、本当に驚いている。
あっという間にも思えるし、長かったとも感じる。
先生を説得して「野口三千三授業記録の会」の活動を始めたのが1988年。すでに27年という歳月を数える。野口体操を本を通して残していきたい、という熱い思いがあった。それは今でも失せてはいないことに気付かされた。思えば充実した年月だ、という実感が今沸々と体内を巡っている。今年は、生誕百年の仕上げの年になりそうな予感がしている。
ありがとうございます。
その一言に尽きます。
もう一度、ありがとうございます。
第一章の三分の二以上を書き直したことになる。全部で400字詰め原稿で58枚強になった。それに加えて今回も佐治さんに写真の用意を数々していただいた。
12年前にアクティブ新書から上梓した時よりも、枚数が増えることになりそうだ。
野口三千三生誕百年の対談を、一昨年からはじめて、1年半ほどの間に新しく手に入った資料もあって、それらを活かして、戦争末期から戦後にかけての足跡を追う内容に変更した。(しんどかった)
かれこれ20年ほどまえ、はじめて「砂の息」と題して柏樹社の月刊「柏樹」に載せてもらった。短いものだったが、書いたものが活字になる嬉しさから、自分なりに集中し精魂込めて書いた記憶がある。その当時のことを思い出した。
それから1996年に『野口体操 感覚こそ力』を同じ柏樹社から、それを機に10年間で単著と共著で6冊ほどの野口体操本を書かせてもらった。
2008年『マッサージから始める野口体操』が2012年にちくま文庫に入った。この時は「まえがき」を書き足すだけだったが、今回はまとめて書く枚数が増えた。
久しぶりである。
2月から3月にかけて、殆どの時間、書くことに専念した。出来映えのほどは別として、これほど書くことに集中したのは久しぶりのことだ。
一昨日まで、毎日のこと編集の方とメールでやり取りしていたが、これでゲラ校正までほぼ手を離れたせいか、腑抜け状態の観は否めない。否、腑抜けです。
10日もすると66歳になる。年だろうか。この冬から初春にかけて、何かはしていたが、書くこと以外にできない状態だった。書くエネルギーは、相当に使うことを改めて実感した。
というわけで、ブログも休みがちになってしまった。
気がつくと、三月も末。
野口先生没後17年、祥月命日は明々後日に迫っている。いよいよ18年目に入る。
ここまで継続できたことに、本当に驚いている。
あっという間にも思えるし、長かったとも感じる。
先生を説得して「野口三千三授業記録の会」の活動を始めたのが1988年。すでに27年という歳月を数える。野口体操を本を通して残していきたい、という熱い思いがあった。それは今でも失せてはいないことに気付かされた。思えば充実した年月だ、という実感が今沸々と体内を巡っている。今年は、生誕百年の仕上げの年になりそうな予感がしている。
ありがとうございます。
その一言に尽きます。
もう一度、ありがとうございます。