羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

甘いもの考

2007年07月10日 08時13分00秒 | Weblog
 かめいどさんと古々米さんから、コメントをいただいた。
 養老孟司先生が何かで言ってらしたけれど、脳の疲れに即効くものは「甘いもの」と。
 そういわれる前に、甘いものを食べたくなっていたのですがね。

 砂糖ならぬ左党という方もおられても不思議はない。
 
 ところで野口三千三先生は、甘党でした。
 ご自宅でいつも座っていらっしゃったところには、右手がすぐ届く位置にお菓子の缶が置いてあって、そこには「豆いた」といって砂糖の塊の板状のなかに小豆・白いんげん豆・鶯豆・きんとき豆等々が埋め込まれているものや、飴類、仙台の駄菓子等々、氷砂糖まで入っていました。コーヒー用の茶色の粗目砂糖もありました。
 さらに季節の練きり、半焼き菓子と一年中甘いものを切らしたことはありません。
 そしてレッスンが終わったあと、コーヒーにミルクと砂糖をたっぷり入れて飲むと「ものすごく美味しい」とおっしゃりながら楽しまれておられました。
 小田急ハルクの「コロンバン」で、ピザやクロックムッシュを食べるのが晩年の贅沢でした。(最後の半年は、御苑近くの天ぷら屋で、一週間に一度の天丼でしたが)

 ところで、最近は洋風なものにも抹茶を使っているものが増えたようですね。
 一昨日いただいた六本木クロバーの「ROPPONGI CAKE」の「抹茶」が、以外にも美味しかったのがオドロキでした。
 思えば40数年前に、神田精養軒の「マドレーヌ」をはじめて食べたときには、その味にびっくりしました。
 あの当時、「不二家」のほかは、「泉屋」か「ウエスト」、「コロンバン」「ボストン(目白にもあった)」くらいでしたから、今のお菓子状況は想像もつきませんでした。

 日本は世界に類を見ないほど、伝統和菓子と世界のスィーツが集まったところではないでしょうかね。その上、創作和菓子や創作スィーツがあるんですから。

 話がそれました。
コメント (2)
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