電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

寒さ対策はまず衣類から

2008年10月25日 06時31分26秒 | 季節と行事
もうすぐ11月の声を聞くようになり、朝晩はめっきり寒くなりました。経験的に、10月は年間で一番気温の低下が大きい時期のように感じています。では、実際のデータではどうなのか、山形地方気象台の記録から、各月の平均気温と最高気温、最低気温について、前月の値との差を取ってみました。



その結果、平均気温、最低気温のいずれも、10月がいちばん前月との差が大きいことがわかります。特に、最低気温の変動は年間で最も大きく、1ヶ月の間に7度も下がってしまいます。風邪を引きやすい、体調を崩しやすいのも10月です。俗に「破綻の秋」ともいいますが、その裏付けになるデータかもしれません。

これをグラフにすると、次のようになります。



前月比が0に近いのは2月と8月であり、違いが顕著に感じられるのが3月と9月であると考えると、ここが季節の変わり目と言うべきなのでしょう。「暑さ、寒さも彼岸まで」とは良く言ったものです。

寒さ対策は、まず衣類から始まります。毛糸のベスト、セーター、長袖の下着、コートに防寒着を用意し、暖房が入るまでのしばらくの間、衣類で調節して寒さ対策とします。11月に入れば、暖房無しでは我慢できない日も出てくることでしょう。石油ストーブの準備も、そろそろしておかなければなりません。灯油のポリタンク、灯油ポンプ、長靴、雪かきスコップ、アノラック、帽子、手袋なども必需品です。また、車の冬タイヤ、チェーン等の点検も必要です。やれやれ、思わず溜息がでますなあ。
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