電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

Linux上でMS-Worksを動かすことに挑戦したものの

2008年10月06日 05時22分37秒 | コンピュータ
新調した自宅用パソコン(hp s3450jp/CT)は、たいへん快調です。懸念した音楽再生時のノイズも意外なほど少なく、接続したパソコン用小型スピーカの音量を上げても、充分に楽しむことができます。
また、電源を入れてから通常のログインを経てブラウザを立ち上げ、ホームページに指定した Google の検索画面が表示されるまでの時間は、

Ubuntu-Linux 1分43秒
WindowsXP(SP3) 2分12秒

と、ずいぶん違いがあります。これは、WindowsXP+ノートン・アンチウィルス+MS-OfficeXPの常駐という違いがありますが、動作のキビキビ感は断然 Linux のほうに分があります。

では、その使いやすい Linux 環境で、Windows3.1 時代から蓄積してきた私的なデータを、MS-Works で扱うことはできないものだろうか。今月の日経Linux 誌では、Linux で Windows アプリを動かす、という特集を組んでいます。これをもとに、Ubuntu-Linux 8.0.4 LTS 上で MS-Works を動かすことができるかどうか、試してみました。

まずは vmware server2 から。ダウンロード・ページを開き、所定の事項を書き込んで登録をしましたが、ダウンロードはできるものの、最新の Firefox3 ではシリアルナンバーが表示されず、メールで届いたレジストレーションのリンク・ページも、最新の Firefox には対応できていないようです。結局、ダウンロードはできたものの、シリアルナンバーの入力ができず、インストールはできませんでした。残念!

それでは、というわけで、Wine1.0 を導入してみました。こちらは、Windows98モードで MS-WORKS99 をインストールしようとしましたが、setup.exe の動作が完了しません。WORKS2001 に至っては、アンインストールもできませんでした。では、最新の Wine1.1.2 ではどうかと、ソースをダウンロードして組み込んでみましたがやはりダメ。うまくいきません。残念ながら、Linux 上で MS-Works を動かすというのは、無理っぽいですね。
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