電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ネット時代のFM放送

2008年10月01日 06時56分17秒 | クラシック音楽
ニュースによれば(*1)、30代にとって「情報が早い」「役立つ」「有益」なメディアはウェブサイトだそうです。なにをいまさら、という感もありますが、これは全く実感です。Googleの登場以後、まずネットで調べる、という習慣が定着してしまいました。
もう一つ、男性が聞かなくなったメディアは「ラジオ」で、女性が読まなくなったメディアは「雑誌」だそうです。女性が読まなくなったのですから、昨今の雑誌業界が苦しいのは理解できます。
ラジオについては、FM放送で音楽を聞いている人が多かったのだとか。時間帯としては、14時~16時台が多かったそうです。

ところで、従来、FM放送はどんどん民放化しておしゃべりが多くなり、その方が親しみやすくて視聴者に喜ばれる、というのが定説だったようです。でも、このネット時代には、WEB サイトを閲覧しているときの、ラジオのおしゃべりはむしろ邪魔になるものです。それよりも、多種多様な音楽を流しておく方が、よほど快適です。
また、緊急地震速報を知るために、常時テレビをつけておくのは現実的ではありませんが、FMラジオ放送ならば現実的です。突然音楽が中断すれば、緊急性にも気づきやすいものです。その意味では、放送とネットの親和性、共存性は高いように思います。

NHKの番組案内によれば(*2)、10月5日(日)の午後2時から、NHK-FMで、「サンデー・クラシックワイド~海外のコンサート」という番組で、「ビオラの魅力」という特集があるようです。メンデルスゾーン、ショスタコーヴィチ、ヒンデミット、リゲティ、ブラームス等のヴィオラ・ソナタ、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲、R.シュトラウスのアルプス交響曲など、ヴィオラにゆかりの曲目が、6時までたっぷり4時間、放送されるようです。これは、この週末の楽しみです。

(*1):30代にとって「情報が早い」「役立つ」「有益」なメディアはウェブサイト?
(*2):NHKオンライン~Listen! NHK-FM
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