電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

私の好きな物語~海外編~

2008年02月14日 05時43分57秒 | 読書
以前記事にした、私家版「私の好きな曲」(*)をネタにして、まことに同工異曲ではありますが、「私の好きな物語」を企画しました。選択の基準として、次のような条件を設定。

(1) その作家の複数の作品を読んでいる。
(2) 一度だけでなく繰り返し読んでおり、また読み返したいと思う。
(3) 選定は1人1冊とし、作家の人数は10人までとする。

では、まずは海外編から。順序は不同です。

ディケンズ 『デイヴィッド・コパーフィールド』
デフォー 『ロビンソン・クルーソー』
アレクサンドル・デュマ 『モンテ・クリスト伯』
ヴィクトル・ユーゴー 『レ・ミゼラブル』
スタンダール 『パルムの僧院』
ジュール・ヴェルヌ 『十五少年漂流記』
トーマス・マン 『魔の山』
プーシキン 『大尉の娘』
マーク・トウェイン 『アーサー王宮廷のヤンキー』

当然のことながら、どんなに面白くても一作だけの作家は入りません。『水滸伝』や『聊斎志異』などの中国古典、バロネス・オルツィ『紅はこべ』やデュ・モーリア『レベッカ』、シェンキヴィッチ『クオ・ヴァディス』などは、(1)の条件に引っかかりました。逆に、「これ一作で有名作家」編というのも面白いかも(^_^;)>
シェークスピアやシラーなどは、戯曲や舞台よりも、オペラのほうがむしろ親しみがあります。昔はロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』だとかトルストイ『戦争と平和』、あるいはジッドの『田園交響楽』なども読みましたが、現在はかなり好みが変化してきているように思います。

こうしてみると、古典中の古典、世界中の人々に愛された物語は、やっぱり面白いと思います。皆様の場合は、いかがでしょうか。

(*):私家版「私の好きな曲」~電網郊外散歩道
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