電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老父の決意と農園の今後

2008年02月25日 06時23分59秒 | Weblog
大荒れの日曜日、夜中は吹雪いて一日中雪降りです。新聞配達の四輪駆動車も苦労していましたので、今朝は除雪機で除雪をしました。私は、壮年会の次期役員と打ち合わせと監査、妻は婦人会の総会で出かけました。

例年、今の時期は、確定申告の準備に時間がかかります。一日中、デスクに向かって、書類や領収書の整理をし、自作のワークシートに入力をしていきます。80代の老父母を中心とした農作業の決算は、雇人の人件費が大きく、大きな黒字は見込めません。それでも、自家用野菜の安全性はかけがえのないものですし、果樹園でのサクランボ、桃、プラム類、リンゴなどの収穫物は、遠方の親戚知人等にたいそう喜ばれています。老父は、大腸ガンを体内にかかえながらも、十年来の雇人の人たちに「やめないで、作業は私たちがするから」と頼まれて、どこまでできるかやってみようと思うようになったようです。老病苦死を思い悩むのではなく、前向きに生きることを選択した老父を、ちょっと尊敬しています。

そんなこんなで音楽に集中することもかなわず、N響アワーを録画し、同時刻に放送されるNHKスペシャル、「最期の願いをかなえたい~在宅でがんを看取る~」を観ただけの一日となりました。
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