大きなゴミ箱を買いなさい―幸運とチャンスを呼び込む「捨てる」法則 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2009-04-10 |
評価 (3点/5点満点)
以前、日本テレビ系の「マネーの虎」に出演しご存知の方も多い、㈱健康プラザコーワ代表取締役・臼井由妃さんの最新刊です。
この本では、臼井さんの体験や幸せな成功者と言われる人たちの実例を踏まえ、嫌なものを賢く捨てる方法や、成功するために必要な幸運の種の拾い方を紹介しています。
今日のようにモノや情報が溢れかえっている時代においては、意識的に「捨てる」ことをしないと本質を見失い、余計なものに時間とお金を取られることになりかねません。
捨てることに対する抵抗感を軽くしてくれる1冊です。
【my pick-up】
◎できる人は「義務で動く時間」を切り捨てている
仕事ができる人は、緩急のつけ方が上手です。みんなが仕事をしている平日に、平気で休暇を取ることもします。
仕事に没頭し、その能率が落ちる前に休む。これが適度な緊張感を持ちつつも、心豊かに、仕事の成果を出す秘訣なのです。
◎情報は捨てることを前提に収集する
仕事ができる人の机の上は、例外なくきちんと片付いています。
ほしいものがすぐに見つからないことがどれほどロスを生み出し、ストレスを作り出すかを、彼らは知っているのです。
◎年収1000万円以上の人は「ダラダラ時間」を捨てている
私の周囲にいる年収1000万円以上の人には、共通した習慣があります。それは、時間を無駄にしないこと。
たとえば、待ち合わせの5分前には到着し、効率よく仕事を進めるために初速をつける。よけいな付き合いや行きたくもない飲み会には参加しない。
◎「人を捨てる」ということ
人を捨てることは、人生において避けられない試練です。
人を捨てなければいけないときは、あなたが相手のステージと合わなくなったとき。あなたが成長しようとしているのに、相手はそのままだったり、方向が違ってきたりというように、歩調が合わなくなったときです。
そんなときは、心の中で「今まで学ばせてくれてありがとう」と、相手に敬意を表して、接触を絶ちましょう。