厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2017年148冊目『優秀な人ほど仕事をしない』

2017-06-30 21:40:44 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

なかなか意外なタイトルですが、この趣旨は「優秀な人ほど仕事が早い」とのことです。

より多くの作業や業務を受け持つことができ、余暇を楽しむことができます。その余暇で自分自身を磨き上げ、さらに成果を上げることができます。結果的に業績が上がり、余裕もあるので表情も豊かになり、より魅力的な人になっていきます。

また、この本では「実践脳」を鍛えるというのも大きなテーマです。頭を使うのは非常に体力を消耗します。頭を使うとグッタリ疲れる・・・だから肝心な時にしか使わないようにするのです。

あとは、絶対に結果を出すという強い精神力が必要というのが、本書のオチになっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年147冊目『「半径5メートル最適化」仕事術』

2017-06-30 21:12:21 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

欧米のビジネスパーソンからは人間関係のストレスをあまり感じないその理由は、一緒に働く人同士のコミュニケーション法にあります。

もっと具体的に言えば、アメリカやイタリアの人は職場におけるリレーションシップ・マネジメント、すなわち同僚との関係構築を、日本人よりも上手にやっているのです。

個人が効率的に成果を出すためには、「自分の席から半径5メートル以内、つまり同じ部署で毎日顔を合わせる数名との関係づくり」がカギになります。本書ではこれを「半径5メートル最適化」と呼んでいます。

結局、同僚との良好な関係を構築することで、出す成果は最大限になると思います。

普段よりも少し多く話し、笑って、隣の同僚を深く知る。

日本人にありがちな「仕事はとにかく真面目に」「眉間にシワを寄せて働かなくては」という思い込みを捨て、笑顔で楽しい職場をめざしてみましょう。

【my pick-up】

◎1日数回は声を出して笑う

笑う人はいても、私のように「アハハハ!」と大声で笑う人は少数派。「あなたの笑い声が聞こえてくると明るい気分になったよ」「明るい声を聞くと楽しくなるんだよね」皆が黙って机に向かい、真面目なトーンで会話をするだけの職場は寂しく、ちょっと退屈ではないでしょうか。私のように大声である必要はありませんが、自然のまま声を出して笑えば、同僚も「どうしたの?」と集まってくるでしょう。皆で笑えば仲間意識が生まれ、さらに活気ある職場になるはずです。

◎「ここでやらなきゃ」なら、迷わずやる

私には「成功確率」以外にも大事にしている基準があります。それは「やらないことで後悔するかどうか」です。成功確率は低く、挑戦自体も評価されない。「それでも今挑戦しなければ絶対後悔する。後悔したくないからやってみよう」と判断します。いわば、「ここでやらなきゃどうする!」というチャンスですが、こうしたものは、長い仕事人生の中でも、そうそうめぐってくるわけではありません。

◎「おめでとう!」が飛びかうオフィスをつくる

誕生日や出産祝いの個人的なお祝いも、仲良しで声をかけ合うことはあっても、「オフィシャルに」「皆で」祝う機会は稀です。仕事時間を使って、皆で祝うほうが良いと思います。5分でも皆の気持ちを明るくするのです。そんな日々の小さい「おめでとう」がルーティンワークの停滞ムードを払拭します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年146冊目『仕事がデキる人の資料作成のキホン』

2017-06-25 20:26:44 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

この本は、次のようなステップで仕事のスキルの中で最も重要な1つである「読み手にとってわかりやすく、魅力的な資料作り」のできる「幹」の能力を作り上げます。

ステップ1 資料の目的、ゴールを考える

ステップ2 読み手の視点に立つ

ステップ3 読み手と目的に合わせたわかりやすい紙面作り

巷には資料作成やプレゼンに関する書籍はたくさんありますが、テンプレートやテクニックが中心で、資料作成初心者が最初に理解しなければならない「幹」の部分を伝えるものが意外と少ないです。

「WHY(なぜ)」から考え、物事の本質からスタートすることで、資料の質は格段に向上します。それはいま話題のAIやロボットでは到底成し遂げられない芸当です。

私たちは、ロボットが代わりにしてくれる作業は大胆に任せて、もっと創造的な仕事をしなければなりません。

資料作成も一見単純に思えますが、創造性が発揮される場面は数多くありますよ。

【my pick-up】

◎意外と読まれている巻末のFAQ

FAQの理想は質問も答えも1行でおさまるようにしたいものです。質問の数は基本的には1ページあるいは1スライドでおさまるようにしましょう。FAQは全員が目を通すものではなく、ざっと質問一覧を見て「あっ、そうそう、俺もここが疑問だったんだよな」と思うところだけ読む、という使われ方です。また、本当に頻繁に聞かれそうなことにしぼった質問がいいと思います。質問項目は3~7くらいを目安に、頻繁に質問される順に質問の見出しを並べましょう。FAQが充実していると、資料を説明する人のスキルも磨かれます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年145冊目『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』

2017-06-24 22:29:06 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

自己投資に2億円以上という金額を費やしてきた著者が、「成功」を手にするために必要な〝学び〟の重要性と、それを〝お金〟に換えるうえで必要なエッセンスをまとめています。

ミリオネア(純資産を1億円以上有している人)は、全世界で2000万人弱といわれます。その割合は世界の人口比で約0.2%にすぎません。日本に限っても、人口比で1%にははるか届きません。60万から80万人程度でしょう。

しかし、よく考えるとこの人数は、学校の同学年で数人はお金持ちになれるということ。不可能な目標ではありません。

「先駆者は踏み台にするために存在する」

本書にもたくさん登場する、先駆者の素晴らしい言葉を噛みしめましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年144冊目『何があっても必ず結果を出す 「防衛大」式最強の仕事』

2017-06-19 17:31:24 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

防衛大では、国から指定された教育として、将来の幹部自衛官の任務、仕事を全うするために必要な考え方、時間の使い方、段取り術、困難な仕事を前にしたときの気持ちの上げ方など徹底的に指導を受けます。

この本では、防衛大の経験をもとに現在はチームマネジメント等のコンサルタントを行っている著者が、「決められた納期までにアウトプットの質を高める行動を繰り返し、最高のアウトプットを出す」ための仕事術・時間術を紹介します。

本書からも、日本一厳しい大学ということがひしひしと伝わってきますが、決して「気合」や「根性」といった一時的な精神論の押しつけを中心とした教育でもないことが分かります。

防衛大での規律や仕組み、その根底にある考えは、一般企業の仕事にも応用できるものが多いです。

【my pick-up】

◎閉鎖社会だからこそ取り組んだ「読書」

私は空いた時間は「読書」をするようになりました。ここで知りえた読書生活の経験は、のちの人生を大きく変えた。そう思っています。過酷な防衛大生活において、心が折れそうになったときに本に書かれていたアスリートの名言に救われたこともありました。「読書」のおかげで、外出できない平日でも、自分の「世界観」を広げることができました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする