評価 (3点/5点満点)
この本の内容を簡単にまとめるとこうなります。
・才能は「与えられる」ものではなく、努力を続けた後に「作られる」ものである。
・その努力は、習慣にしてしまえば継続できる。
・その習慣の方法は、学べるものである。
上記の3点目については、習慣とは「トリガー」で作動する「ルーチン」であり「報酬」を求めて行われること。そして、習慣にするとは、この「報酬」を書き換えることであることを押さえましょう。
【my pick-up】
◎ストレスホルモンのポジティブな働き
グレゴリー・バーンズは、走ることの報酬はストレスホルモンである「コルチゾール」にあるのではと考えている。深い満足感を味わうためには、ドーパミンだけではダメ。ストレスを感じることで分泌されるコルチゾールと組み合わされることで、強烈な満足感を得られるというのだ。しばらく走り続けると、普段の生活では感じないようなやる気や自信の高まりを感じる。運動した後も満足感がしばらく続く。「強烈な満足感」となるとそこに必要なのは、適切な苦しみであり、ストレスなのだ。
◎足し算の才能、掛け算の才能
同じ経験をしたとしても、それを足し算でしか積み重ねていけない人と、掛け算のようにして、すばやく結果に到達できる人がいる。この違いをぼくは「センス」と呼びたいと思う。ぼくが考えるセンスと才能の違いはこうだ。センス=習得するスピードのこと。才能=継続した結果、身につけたスキルや能力。センスがあると、かけた労力に対しての成長の割合が大きい。しかしセンスがなくても、諦めずに継続していけば、足し算でもいつか同じスキルや能力つまり「才能」にたどり着けるのではないか?
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