厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2018年55冊目『頭がいい人は脳を「運動」で鍛えている』

2017-12-28 00:05:53 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

運動をすることで、脳には次のようないい影響があります。

「脳のエネルギーを持続的に生み出す、脳細胞ミトコンドリアが増える」「自律神経が整い、心と体が健康になる」「認知機能が高まり、知的作業の能力が上がる」

したがって、「思考力」「学習能力」「集中力」「記憶力」「モチベーション」「コミュニケーション力」・・・など多くの能力が高まるのです。

この本では、脳を冴えさせ、体調もよくなる「頭と体のコンディションを整える」運動のコツを紹介します。

・3メッツほどの弱い運動(歩く、軽い筋トレをする、掃除機をかけるなど)を、「休日+平日2日」行うだけで、脳の機能は驚くほど変わる。

・脳にいい運動を行う時に気をつけることは、「姿勢を正す」「ゆっくり動く」「〝ゆっくり〟と〝速い〟動きを繰り返す」。

・呼吸、睡眠、咀嚼運動、目の動きも、脳にとっては運動。

体を動かし、脳が予測した現実と本当に起こっていることとのギャップを埋めることです。運動で、生きている実感を取り戻し、自分が動いて現実を勝ち取りましょう。

運動によって脳の中がつくり変えられていく仕組みがあるのです。脳を変えようと頑張るのではなく、運動で脳が変わると知ってください。

ちなみに、脳科学から運動を指南する名著には『脳を鍛えるには運動しかない!』(ジョンJ.レイティ、NHK出版、2009年)があります。

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2018年54冊目『仕事ができる人の最高の時間術』

2017-12-26 18:22:53 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、「時間をかけずに結果を出す方法」について書いています。

成功している人には次の3つの共通点があるとのこと。

1.一点集中で取り組んでいる

2.とにかく始めている

3.やり抜いている

限られた資源を本当に重要なことに集中して投資する「時間の使い方」が、成功・結果の違いを生み出すのです。

仕事の時間に「投資」しているのか、それとも「消費」されているのか。

誰でも必ず実践・継続できる、時間に関する「原理原則」が本書から学べます。

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2018年53冊目『「働きがい」の伝え方』

2017-12-26 18:08:45 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

NTTグループで要職を経験されてきた海野忍さんが、「本部長語録」「本部長ノート」「うみノート」として社内ブログに掲載してきた360編ほどの記事のうち、読者に興味を持って頂けそうな114編を選び出したもの。

大きな組織の中で、ともすれば埋もれてしまいがちになる若手社員、あるいは中間管理者が、生き生きと高いモチベーションを持って仕事を進めていくにはどうすればいいのか?

本書では、「働きがい」を伝えていくことがポイントだと言います。

いま偉い立場の方でも、昔はヒラ社員であったはず。そのときにイヤだと感じたことを今の部下にやらず、嬉しかったことをやってあげれば、上下のコミュニケーションはうまくいくはずです。それが「働きがい」を伝えることになるのです。

ビジネスの知恵、ビジネスの実践、マネジメント、マーケティング、外に学ぶ・・・新入社員から経営者まで、会社全体で仕事が楽しく充実する原則、具体的方法が掲載されており、特に大企業等で働いている皆さんは参考になります。

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2018年52冊目『BCGが読む経営の論点2018』

2017-12-23 23:24:20 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

ボストンコンサルティンググループ(BCG)のコンサルタントが、これからの経営を考えるうえで重要な論点をまとめた1冊。

1.デジタルトランスフォーメーション、「日本企業ならでは」の成功手法とは

2.真の「デジタル・マーケティング」へ

3.AI(一大ブームからいよいよ実用段階へ)

4.破壊的技術、ブロックチェーンにどう備えるか

5.世界で進む少子高齢化

6.アジャイルによる働き方改革

7.バリューベース・ヘルスケアの衝撃

8.競争戦略としてのダイバーシティ

9.新ステージに入ったグローバリゼーション

10.「つながる時代」のビジネスモデル・イノベーション

11.「M&Aレベル3」の時代へ

12.シェアリング・エコノミー

13.「値上げは悪」からの脱却

少子高齢化やグローバリゼーションなど、マクロ環境の変化はこれからの経営にとってどんな意味を持つのか。デジタル技術の進展は何をもたらし、競争のあり方をどう変えるのか。

自社なりの「視点の定め方」を考える上でのヒントを提供してくれます。

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2018年51冊目『集中力』

2017-12-21 21:56:38 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「いま、そのときにパフォーマンスを出し切る力」

「これまでの経験値の深さとその引き出しの数」

これらを獲得する手段である「集中力」を高めるメソッドを25個にまとめています。

ひとりでモノを突き詰めて考えていない半人前の人がコミュニケーションを取っても、イノベーションは起きない。現在のオフィスはコミュニケーションjの接点に意識を向けすぎていることで、個人が自分の知を深める脳の筋肉が弱っているのでは?

集中や邪魔されない環境が、最高の仕事をする可能性を300倍高めるのです。

集中できていれば、人は自己肯定感を得られ、個人の目的である幸せに近づくと思います。

働き方改革推進のうえで課題となることをテクノロジーで解決する目的のもと開催された、経済産業省主催のコンテストでグランプリを受賞した「JINS MEME」(メガネ型デバイス)のグループマネジャーが著者で、眼の動きで集中力を測定し、集中力を向上させる環境や取り組み、体調等を見出しています。

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