厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2016年3冊目『死ぬ気で行動する人にだけ運は必ず味方する』

2015-11-29 18:57:58 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

生保業界で3000人のトップセールスマンを育てた早川勝さんが、現場の実体験を通じて修得した「運を味方にする法則」を伝授します。

それは、死ぬ気で行動するということ。死ぬ気で行動する心構えを持つことで、営業成績、マネジメント実績はもちろんのこと、日々の幸福感がガラリと変わっていくとのこと。

「アクション×運」「仕事×運」「時間×運」「流れ×運」「健康×運」「お金×運」「家族・恋愛×運」「言葉×運」という切り口で、仕事と人生にツキを呼び込む40のメッセージが紹介されています。

とにかく、死ぬ気で行動するには、ポジティブな言葉・考えを持たないといけないと本書を読んで思いました。また、自信と感謝の大切さを改めて認識した1冊でした。

【my pick-up】

◎ほどほどな運動を習慣化すると、運が動く

手っ取り早くあなたの運を動かすには、文字通り‘運動’するに限る。「じっとしている」だけでは‘心の澱’は洗い流せない。実は、溜まった体の脂肪や心の澱の分だけ、「不運」は溜まっていく。なぜなら、怠惰とストレスフルな生活によって溜まった「脂肪や澱」は、まさに‘欲望や抑圧’に屈したあなたの不幸体質が引き寄せた「不運」そのものだからである。

◎病気や怪我は、すべてメンタルが引き寄せている

いつどの世界にも、ウイルスに感染しやすい運の悪い人と、感染しにくい運のいい人がいるのも、歴然とした事実である。あなたが風邪で休んでいるのは、たまたまの偶然ではない。無事故の人がずっと無事故なのには、理由があるのだ。そう、健康運・事故運はコントロールできる。怪我や風邪の原因は、あなたのメンタルにある。ネガティブなメンタルが‘不幸ウイルス’を引き寄せるのだ。病原体ウイルスも例外ではない。不慮の事故を引き寄せたのは「あなたの心」と「あなたの行動」にある。邪念とは「油断」や「気のゆるみ」を生み出す。怪我は、あなたの不注意によって、起きたのだ。病気は、あなたの不摂生の積み重ねによって、発症したのである。

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2016年2冊目『会計士は見た!』

2015-11-27 15:14:46 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

公認会計士・前川修満さんが、話題になった日本企業の決算書を読み、その内容をまとめたものです。

前川さん曰く、「企業の姿は、記者会見などにおける企業側の説明(PR)よりも、公表された決算書を読み解いたほうが、的確にとらえることが可能になる」とのこと。

○ソニー(異様に膨らんだ法人税額。その裏には、生き残りを懸けたソニーの大転換があった!)

○大塚家具(父娘はなぜ対立したのか?それを解く鍵は、在庫数・平均給与・従業員数にあった!)

○日産(コストカッター・ゴーン社長が絶対に削らなかった数字に、日産浮上の秘訣があった!)

○キーエンス(製造業なのに工場がない!?商社やテレビ局をも上回る、高所得企業の経営哲学!)

○スカイマーク(たった1期の赤字で倒産したスカイマーク。その前兆は「第三の決算書」に潜んでいた!)

○東芝(「会計監査の穴」を狙った粉飾術。それでも、苦しい台所事情はごまかせなかった!)

決算書は、作成する側には多くの専門知識が必要ですが、読むのは簡単な書類です。決算書に関する知識がないビジネスパーソンであっても、理解できる内容に仕上がっています。キャッシューフローや一人当たり売上高、コストダウンなどなど、事業動向や経営判断と決算の数字がどのように繋がっているのか?が分かります。

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2016年1冊目『超一流のスピード決断力』

2015-11-25 09:07:58 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

今回から2016年版として、新たな200冊がスタートします!

第1冊目は、日本のビジネスパーソンが世界から最も不足していると指摘されるスキル「スピード決断力」についてです。

行動を起こし結果を速く出すためには、まずは日本人が苦手とする決断力を鍛えなければいけません。この本で紹介されているメソッドを押さえたうえで、決断スピードが速い人の仕事の仕方や日常の過ごし方を皆さんの日常に取り入れることを目指します。

スピード決断力のポイントは2つです。

1.決断の基準をつくる:「重要度×緊急度」ではなく「正当性×スピード」の基準で決断する

2.選択肢をつくる:「ソラ、アメ、カサ」ではなく「ソラ、アメ、カサ・カッパ」で選択肢をつくる

さらに、決断だけではなく、行動力も身につけることで結果を速くだすことができます。小さくても短期間で結果を示すことが、信頼を勝ち取り、さらに大きな仕事を任され成功へと繋がるのです。

1.結果が、他部門や周囲から目に見えるものであること

2.結果が、確かにあなたの導きで得られたものであること

3.結果が、同僚や上司などが期待する以上の短期間で得られたものであること

著者の内田隆さんはリーダーシップを専門とするコンサルタントですが、図解も含め分かりやすい内容に仕上がっています。

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2015年200冊目『仕事ができる人の「デスクトップ」は美しい』

2015-11-24 22:02:28 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

今年の目標、200冊目の紹介です!

仕事のやり方や進め方には、その人の個性があらわれますよね。この本では、仕事ができる人と、そうでない人を見分ける1つの目安として、PCの「デスクトップ」を提示します。

仕事への姿勢はデスクトップにあらわれ、頭が良くて仕事ができる人は皆一様に、デスクトップが美しいと言います。

デスクトップの他にも、特に若いビジネスパーソンがOJT(日常業務を通じたスキルアップ)の中で身につけてほしい29のコツが記載されています。

1.仕事に必要なツールを整備しておく(デスクトップを整える)

デスクトップの整理には手抜きが目立つ。これを無意識に続けていると2つの大きな問題が生じる。1つは探し物に時間を浪費すること。もう1つはパソコン性能の低下。

2.仕事のダンドリをつける(スケジューリング)

イマイチな人の典型的なパターンは、他人とのアポしか書き込んでいないケース。アポだけでなくデスクワークの予定も書き込むこと。自分ひとりでやる仕事は、上司から「いつから始めるのか?」と細かく指示されることはあまりなく(=プレッシャーがない)、大きな落とし穴。

3.上司や同僚、取引先などと連絡を取り合う(メール)

頭がいい人は朝イチのメール送信で「突発的な仕事」を「予定」に変える。そろそろ連絡がきそうな相手がいたら、先方からの連絡を待たずにこちらからコンタクトする。突発的な仕事によっていつも自分のペースを乱されている人には、受け身の姿勢が目立つ。

4.いつも考えながら仕事をする(汎用ソフトの活用)

5.SNSで視野を広げて仲間を増やす(SNSの駆使)

たしかに、PCのデスクトップを見れば、その人が仕事のできる人か否かが分かるというのは、私も同感です。デスクトップにものすごい数のファイルを置いている人が、私の近くにもいます・・・それでPCの動きが悪いと文句を言うのは、自業自得ですね。

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2015年199冊目『こだわらない。』

2015-11-24 11:46:11 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

元結不動密蔵院の住職で著書も多い名取芳彦(ほうげん)さんが、こだわりを消して心が軽くなるヒントを提供します。

本来生きるのはそんなに難しくないのに、こだわりを持つことで苦しみ、もがくことになってしまいます。それは、これまでの知識や経験では埋めることができない黒い穴のようなもの。この本では、そうして避けて通ってきた目の前にある穴を埋めて、少しでも安心して堂々と臆することなく人生を歩むために書かれたものです。

掲載されている48それぞれの項目を人生の穴に見立て、「自分はこの穴をどうやって埋めただろう」「この穴はどの教えで埋めたことになるのだろう」と、名取さんご自身の経験を振り返ります。皆さんが持っている知識と経験に、先人たちの仏教の知恵と経験を加えれば、みるみるうちに埋まる穴がたくさんあります。

平凡な自分にこだわらない/やりたいことにこだわらない/人からの評価にこだわらない/自分の性格にこだわらない/恋の執着にこだわらない/他人の性格にこだわらない/思い込みにこだわらない/足りないことにこだわらない/過去と未来にこだわらない

本書を読んで仏教は、いつどんなことが起こっても心おだやかでいたい人のための教えであるように思いました。仕事とかで慌しい中でも、こういう考え方を時には持ちたいものです。

【my pick-up】

◎悪口を言っても、それだけで終わらせない

昔から「人の悪口は言わないほうがいい」と処世訓として言い伝えられているのは、メリットよりもはるかに多くのデメリットがあるからです。悪口を言う人の多くは、問題を解決するために自分から行動することはほとんどありません。この点で無責任なのです。悪口を悪口で終わらせないために、「まあ、そうは言っても、あの人にはあの人なりの悩みがあるのでしょうね」と対象を慈悲の心で包んで話を結ぶ方法です。あるいは、「まあ、そんなことが言えるほど私は偉くないですけどね」と謙遜してしめくくる方法もあります。悪口を言う人はみんな似た雰囲気を持っています。そんな人の仲間入りはしないほうがいいですよ。

◎早起きしたければ、朝やるべきことをつくる

自分のためでも、他人のためでも、朝やるべきことがある人は、早起きします。何もやることがないなら、どうぞゆっくり寝てください。

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