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(3点/5点満点)
嫌なものを賢く捨てる方法や、成功するために必要なチャンスの拾い方などを、時間・仕事・人間関係・メンタルに沿って紹介しています。
著者の臼井由妃さんは、以前経営者として「マネーの虎」というTV番組に出演されていましたが、8年前に社長業に別れを告げ、執筆と講演、コンサルタントへ転換。住まいも東京から熱海に移し、プライドや見栄・メンツを捨て、嫌な人とはきっぱり手を切り、つまらない付き合いを捨てたそうです。
「捨てる」とは、自分が本当にやりたいことに集中するための「スペース(余白)」をつくること。
実績や成功体験、散々な結果、なれ合い、不要なもの・・・みんな捨てましょう。それらは、過去の産物でしかありません。
仕事もプライベートも正解などないのだから、割り切ることが必要(P.112)
多くの人が不要なものたちに縛られる人生を送る中で、皆さんは自由に人生を謳歌することができます。
誰もができることをするだけの人は、必要でなくなる時代。あなたにしかできないことに自分の時間や資源を使いましょう。
【my pick-up】
◎「天引き時間」からスケジューリングする
基本20時に就寝。起床は3時。これらは前もってスケジュールに組み込んでいる「天引き時間」です。
仕事も限られた時間に集中して終わらせる。長い時間をかけたらいいものができるという「幻想」から解放されました。判断や決断も、以前とは比べものにならないくらい早くなりました。
「あらかじめ自分で決める」のですから爽快。「時間ができたらやりたい」では一生できません。
◎リモートワークで浮いた時間は、自分の価値を高めよう
リモートワークで、移動時間という概念がなくなりました。心身ともラクになったという人が多い。
リモートワークで浮いた通勤時間は天からの贈り物。読書、資格取得・・・「やりたいことをすべて叶える人」になります。
◎仕事と遊びの区別をあえてしない
なぜ、仕事は「つらい」と感じるのか。それは他人の利益のために、必ずしも自分がやりたいことではない仕事もやらなくてはならないから。仕事とは「他人の人生を生きている時間」であるから楽しくないのだ。
理想は自分では遊んでいるつもりなのに、周囲は仕事をしていると認識してお金を払ってくれるという状況。「まじめに、楽しく」やりたいことを全部やる!
◎締め切りは驚かせるためにある
他の人と仕事で差をつけるのは難しくても、「締め切り」なら差がつけられやすい。「プロ」はそのことを理解しています。
プロは、できる限り早く納めて、「信じられない」と相手を驚かせ、その様子を見て仕事の達成感を倍増させるのです。
◎午前中にやるべき仕事を終え、午後はやりたい仕事をする
やるべき仕事=その日の予定量は、ランチの前にはほぼ終わります。そういう構えで仕事をしている人とそうでない人とは、集中力や創造力、決断力など仕事に必要なパワーが格段に違ってきます。